アクアリウムの始め方!初心者におすすめの魚は?必要な道具8つを紹介!

熱帯魚と聞くと、「難しそう」「お金がかかりそう・・・」といったイメージはありませんか?

実はそんなにハードルは高くありませんので、ご安心ください!

今回は、アクアリウムの楽しみ方から、初心者でも飼育の簡単な魚、これさえあれば始められる必須アイテムをご紹介していきます。

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アクアリウムとは

アクアリウム1

アクアリウムとは、熱帯魚をはじめとするさまざまな魚や水草などを、鑑賞用に飼育・栽培することをいいます。

多彩な生命が息づく水中の森で、カラフルで光り輝く魚たちが舞い踊る姿は、まさに感動的です!

熱帯魚と聞くと、「飼育が難しそう」「お金がかかりそう」というイメージがあり、敷居の高い趣味だと思っている人も多いようです。

しかしご安心ください。

近年は、めざましい育成器具の発達によって、ひとむかし前よりもずっと身近で手軽に楽しめるものになりました。

だから今こそ、自宅で楽しめる最高の癒しの世界を、手に入れてしまいましょう!

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アクアリウムの楽しみ方

アクアリウム2

アクアリウムは、熱帯魚を飼育して楽しむだけのものではありません。

水中のレイアウトの自由度の高さも、アクアリウムならではの大きな魅力です。

好きな大きさ・形の水槽。そこに好きな水草を入れ、好きな魚を飼う。

自分の思うように景観を構成し、自分だけの世界観を作り上げるのです。

自分でつくる喜び、育てる喜び、そして観て楽しむ喜び。

まるで箱庭のように、自分だけの世界をつくる面白さが、アクアリウムの最大の魅力なのです。

ぼくは珍しい魚種だけを集めているよ

ぼくは、魚の繁殖に力をいれているよ!

わたしは水草だけを育てて水中ガーデニングを楽しんでいるわ

わたしは、難しい魚にチャレンジしているんだ!

このように、10人いれば10通りのアクアリウムがあり、思い思いに楽しんでいるのがわかります。

魚もたくさんの種類があるので、まずは飼いやすいものの中から、好きな魚を選んでみましょう!

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初心者におすすめの魚・熱帯魚は?

アクアリウムと猫

アクアリウムを始めるときに、まず決めるのが魚ですよね。

やはり水槽の主役となるのは、なんといっても熱帯魚ですが、国内に流通している熱帯魚は、じつに2,000種類を超えるといわれているそうです。

そこで、初心者でも飼育が難しくなく、かつあなたのアクアリウムが美しくなりそうな種類を厳選して、ご紹介していきます。

飼いやすさNo.1!大人気の「改良メダカ」

メダカというと、小学校の教室で飼っていたメダカを思い出しますね。

しかし、最近トレンドになっているメダカは、だいぶ違います。

教室で飼っていたあの日本メダカ(黒メダカ)から改良されたメダカが、今200種類くらいいるそうなのですが、その改良メダカがブームなのです。

小学生の飼育係でさえ育てられるほどの、簡単で手軽に飼えることが人気の理由です。

なぜなら、まず熱帯魚を飼うためのヒーターもいりませんし、水を浄化するろ過装置なんかなくても飼えます。

なんなら水槽すらなくても、水たまりさえあれば生きていけます。うらやましいほどの生命力です。

さらに寒さにも強いため、日本で飼うには最適ですから、その手軽さがなんといってもウケているのです。

なかでも特に注目されている4種類をご紹介します。

おすすめ改良メダカ①「スーパーミユキ」

改良メダカの中でも、一番人気を集めている品種です。

頭から背びれにかけてメタリックに光るところが一際美しく、思わず目を奪われることでしょう。

背中が光るため、横から眺めるよりも、上から眺める飼育方法に向いている品種といえます。

おすすめ改良メダカ②「楊貴妃(ようきひ)」

メダカの代表種といわれているヒメダカをもとに、オレンジ色を強くしたものです。

水槽の中で赤朱色がとても映えるのが圧倒的な人気の理由です。

その上品で美しい色合いで、メダカブームを牽引してくれています。

おすすめ改良メダカ③「ラメめだか」

最近注目を集めているメダカです。

全身がラメのように光り輝くところが魅力で、その美しさは最高です。

スーパーミユキ同様、上から眺められる唾蓮鉢すいれんばちなどで飼育すると、より楽しめる品種です。

おすすめ改良メダカ④「白メダカ」

近年のメダカブームより遥か昔から、先人たちが作出し愛でていたメダカです。

小学校の理科でお馴染みの野生の黒メダカの突然変異を元に、作出されたものです。

白くて大きいので、他の品種と混泳させても、存在感が際立ちます。

とても美しく、また安価で育てやすいことが人気の理由です。

メダカのように小さい魚は、身を隠せる場所があると安心するみたい。

彼らのためにも、見栄えをよくするためにも「水草」は必要だよ!

マツモやホテイ草とか、管理がラクな浮き草でOKなので、手間なく飼えるね!

熱帯魚で人気No.1「カージナルテトラ」

熱帯魚で1番人気があります。

光を反射して背中が青く輝き、赤と青のツートンカラーが映えてとてもカッコいいです。

他の品種と混泳させても飼いやすく、丈夫なのも人気の理由です。

初心者でも飼育しやすいことから、熱帯魚の入り口とも言われています。

オシャレで長生き「ラミーノーズテトラ」

ラミーノーズとは酔っ払いの鼻という意味があり、頭部が赤くなっていることが特徴です。

体色は銀色をベースに、尾びれは白×黒の縞模様でオシャレな魚です。

すらりとした体系で泳ぎ回る姿は、水草水槽にカッコよく映えます。

平均寿命は3年~5年で、小型熱帯魚の中でもかなりの長寿です。

群れをつくって泳ぎ回るので、ある程度まとめて飼育するのがおすすめです。

青く光る群泳美「アフリカンランプアイ」

ランプアイという名前の通り、光が当たると目がランプのように青く輝くのが特徴です。

群れで泳がすと、ブルーに光る群衆が美しく、水草水槽にとてもよく似合います。

メダカの仲間なので、初心者でも飼いやすいのも嬉しい点です。

繁殖力も高く、いつの間にか増えている、なんてこともあるらしいです。

熱帯魚といえば「グッピー」

グッピーは熱帯魚の代表格ですね!

水質など環境の適応力が非常に高く、繁殖も容易、とても丈夫なので、アクアリウムの入門に最適な熱帯魚といわれています。

外国産は丸い尾、日本産は三角の尾が特徴です。

色鮮やかなものは全てオスで、メスは色がついていません。

熱帯魚の王様!「ディスカス」

ディスカスは熱帯魚の王様と呼ばれ、その美しさから昔から根強い人気を誇る魚です。

今では品種改良によって、色や模様も豊富になりました。

以前は飼育が難しく、上級者向けとされていましたが、近年では器具などのめざましい進化により、初心者にも身近な存在になりました。

圧巻の存在感!古代魚「アロワナ」

一匹でサマになるアロワナですが、高価なうえに大きな水槽が必要です。

しかし、それがステータスとして今なお人気が高いです。

まるで刀のような輝きと形、大きく突出した口など、古代魚のイメージそのもので迫力あるカッコよさです。

優雅に泳ぐ姿はなんとも美しく、貫禄があります。

寿命は平均10~15年ほどで、慣れるとエサをおねだりしに近寄ってくることもあるそうで、長い付き合いのなかで家族のように愛着を持てる熱帯魚です。

初心者の方はショップで相談にのってもらいながら、じっくりと育成の楽しさを味わってくださいね。

金魚もおすすめ!「ピンポンパール」

ぷっくり・コロコロとした可愛いらしい体系が人気の金魚です。

一時期さまざまなメディアに取り上げられ、その可愛さが話題になりました。

とても人懐っこく、エサの準備をしているとその仕草に反応して近寄ってくるようになります。

丸い姿で泳いで近付いてくる姿は、愛嬌たっぷりで愛おしくなることでしょう。

金魚ですが飼育にはヒーターが必要です。

エビにも注目!「レッドビーシュリンプ」

レッドビーシュリンプは、愛好家が数多く存在するほど、人気の高い鑑賞用エビです。

赤と白の縞模様が基本ですが、個体によって模様の入り具合が違うため、コレクション性があります。

とくにビーシュリンプの種類は、色・柄が豊富で、高い繁殖力も魅力です。

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アクアリウムの必須8アイテム!

アクアリウムを始めるにあたり、「これさえあれば始められる!」という、最低限の必要アイテム8つをまとめました。

ここで紹介する8アイテムを揃えたら、すぐにアクアリウムをスタートできます。

①水槽

水槽のサイズは、設置可能の範囲で、できるだけ大きいものが望ましいです。

できれば60cmクラス~なら水質も安定し、レイアウトにも広がりをもたせられます。

ショップへ行くとさまざまな形の水槽がありますが、まずは適合する器具の多い規格サイズを選んでおくと、今後なにかと都合がいいです。

②フィルター

フィルターとは、水を浄化するためのろ過装置です。

水質を安定させるとともに、魚に必要な酸素も水槽の中に送りこんでくれます。

最初は扱いやすい上部フィルターがおすすめです。

③ヒーター

熱帯魚を飼うとき、水温を25℃前後をキープしなくてはならないため、人間のようにヒーターが必要です。

ヒーターを水槽に入れ、サーモスタット(リモコン)で温度調整するという手軽なものです。

④ライト

ライトは魚や水槽の中を美しく見せるものです。

また、水草にも必要で、植物育成に適した波長の光を出してくれるライトを選んでおきましょう。

⑤中和剤

いわゆるカルキ抜きです。

水道水に含まれる塩素を分解する中和剤は、魚を飼うには欠かせないアイテムです。

液体と固体タイプが売られていますが、いずれも水の中に入れてかき混ぜて終了の簡単なものです。

⑥底砂(そこすな)

水槽の底に入れる、いわゆる床材です。

インテリアだけでなく、バクテリアや水草を育てるには必須です。

種類は、砂利・石・ソイル(成型された土)があります。

ソイルのほうが水草が良く育つのですが、水が濁りやすいデメリットもあります。

初心者の方は扱いやすい砂利や石から始めてみるのがおすすめです。

⑦バクテリア剤

バクテリアは、魚のフンや食べ残しによる水の汚れを分解し、水をキレイにキープしてくれる大事な存在です。

つまりバクテリアが豊富ならば、不快なニオイも発生しにくく、何といっても魚が元気!

魚が暮らす安定した環境をいち早く作り上げることが出来るため、初心者の方ならマストなアイテムです。

⑧水草

水槽を美しく見せてくれるだけではなく、魚たちの隠れ家としても必須アイテムです。

また自分好みにレイアウトを楽しめるのもアクアリウムの醍醐味ですね!

もし園芸のように立派に育てるなら、土に1本1本植えて、二酸化炭素を発生させる装置が必要になります。

「水草を育てるのとか無理…」という人のために、苔玉、木、タイルなどに定着させた水草もあります。

これは水槽に置くだけで、すぐにレイアウトは完成します。

いまやアクアリウムは手間いらずな時代なのです!

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初心者は「スターターセット」がおすすめ!

前述の①~⑤までアイテム。

さらに「ろ過剤」「水温計」などがセットになった、スターターセットがおすすめです!

ほぼ一式そろっているので、まるっきり初めてアクアリウムに挑戦する人にピッタリです。

水槽は60cmサイズでちょうどよく、曲面ガラスを使用しているので視認性が抜群。

水草などのレイアウトも映えるので、まさに初心者に至れり尽くせりのセットといえます。

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おわりに

意外と手軽に始められ、それでいて奥が深い「アクアリウム」の世界!

最初はあまり深く考えずに、好きな魚を選んで、ショップの店員さんに相談しながら楽しく育ててみましょう。

飼育しながら、便利アイテムを買い足したり、自分流のカスタマイズを楽しむのが、アクアリウムの醍醐味です。

まずは休日にお店に行って、楽しい魚選びから始めてみましょう。

あなたらしい素敵なアクアリウムができることを、心より願っています。

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