2022年 ホタルが見られる時期はいつ?おすすめの時間帯も紹介!

春から夏へと移り変わるこの時期は、ホタルが見られる季節です。

ホタルは短い期間にしか見ることができないので、今年はいつ頃見られるのか知っておきたいですね!

今回は、今年のホタルの出現時期や時間帯、ホタルの種類などについてもご紹介していきます。

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ホタルが見られる時期は?

ホタル群舞1

あれほど待ちに待った春も過ぎて、もう夏がやってきますね。

そんな季節の移り変わりも、大切に楽しみたいですね。

一般的にホタルが見られる時期は、以下のとおりです。

  • ゲンジボタル 5月下旬~7月中旬
  • ヘイケボタル 6月下旬~8月

6月頃になると、日本各地でホタル祭りが開催され始めますね。

もちろん、ホタルが見られる時期は、地域や気候で違います。

暖かい年には、早く出現する傾向にあります。

地域によっても違うの?

気候が違うと、地域によっても違ってきます。

地域別による、一般的な出現時期は以下の通りです。

  • 北海道・東北地方    6月~8月
  • 関東・中部地方     6月上旬~7月
  • 中国・四国・近畿地方  5月下旬~7月上旬
  • 九州・沖縄地方     5月~6月下旬
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2022年のホタルの出現時期は?

ホタル群舞3

それでは今年のホタルの出現時期はいつのなのか見ていきましょう。

1年のうち、冬~春にかけての気候が、ホタルの出現時期に大きく影響します。

2022年の予想 多少早め

今年は比較的暖かい日が多かったためです。
ただし、例年並みか、若干早い程度です。

気候だけでなく、台風や豪雨など、自然災害にも大きく影響されます。

強い雨や川の流れで、卵や幼虫が流されてしまうことがあるためです。

昨年中にこれらの災害があった場所は、ホタルの出現が遅くなる傾向があります。

ホタルは6月頃に卵を産んで、地上に出てくるのは約1年後だよ。

2022年 地域別のホタル出現時期の予想!

今年の地域別によるホタル出現時期の予想は、こちらです。

ホタル地域別出現時期2022

出典;https://weathernews.jp

上記のマップは、2022年5月12日現在の調べです。

今後の天候次第でまた変わる可能性もありますので、こちらのウェザーニュースで、出現傾向をチェックしてみて下さい。

毎年5~6月頃に発表される予定です。

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ホタル観賞におすすめの条件とは?

ホタル群舞2

せっかく見に行くなら、たくさんのホタルの光の群れを見たいですね!

前の章でご紹介した「ホタル出現期間」の中でも、たくさん見られる日とあまり見られない日があります。

では、いつ頃見に行けばいいのでしょうか。

ホタル観賞を楽しむために、チェックしておきたい2つのポイントをご紹介します。

ポイント① 天候をチェック!

ホタルの発生や数は、気象状況と深く関わっています。

「月明かりがない」「曇っている」「蒸し暑い」「風がない」などの条件が揃うと、ホタルは最も活発に活動します。

雨の日は飛んでいる姿は見られないけど、とまって光る姿は見ることができるよ。

ポイント② 時間帯をチェック!

ホタルが飛ぶタイミングは、一晩に3回あります。

  • 1回目 19:00~21:00頃 おすすめ!
  • 2回目 23:00前後
  • 3回目 翌2:00頃

最もたくさん見られるピークの時間帯は 20:00~21:00の1時間といわれています。

ちょうど夕食も終わった頃でしょうか。

ぜひベストなタイミングでお出かけしてみて下さいね。

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ホタル観賞での「おすすめ持ち物リスト」

ホタルの里

ホタルを見に出かけるにあたって、準備したい持ち物をまとめました。

  • 薄手の羽織り物
  • 懐中電灯
  • ゴミ袋
  • 飲み物など

ホタルは闇の中でよく活動する生き物です。ですから、安全のために足元を照らす懐中電灯は持って行きましょう。
その際、移動時に足元だけ照らすにとどめるのが原則です。

また、ホタルの生息エリアを汚さないためにも、ゴミはきちんと持ち帰りましょう。

虫よけスプレーをつけて行くと、ホタルが弱ってしまうよ。
お出かけには長袖を着て行こうね。

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ホタルの種類は?

ホタルゲンジボタル

わぁきれい!だけじゃもったいありません。

ホタルは種類によって光り方が違います。

お出かけ前にちょっと調べて、ホタル観賞をもっと楽しみましょう!

日本のホタル界の3トップ

ホタルといえば、一般的に「ゲンジボタル」を指していることが多いです。

というよりむしろ、ゲンジボタルがホタルの代名詞かのような扱いです。

しかし実はホタルの種類は、日本だけでも約40種類以上いるそうです。

その中でも、日本に広く分布しているのが、

ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルです。

三大ホタルの特徴・違いは?

ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルは、見た目がよく似ています。

ではその違いは一体何でしょうか?

それぞれの特徴をまとめました。

ゲンジボタルヘイケボタルヒメボタル
出現時期5月下旬~7月中旬6月下旬~8月6月上旬~6月下旬
住む場所きれいな川池、水田木、葉
大きさ15~20mm10mm7.5~9mm
光の強さ強い弱い強い
点滅の速さゆっくり不規則で速め速い
光の色黄緑色黄緑色黄色

ゲンジボタルとヘイケボタルの動画がありました。
左がゲンジボタル、右がヘイケボタルです。
光り方を比べて見ると、こんなにも違うのですね。

こちらはヒメボタルです。
ゲンジボタルやヘイケボタルと違って、陸生のホタルのためか、光り方も少し違いますね。
カメラのフラッシュのような強い光をチカチカと点滅させています。

ホタルは種類によって、光り方もさまざまなんだね!
ぼくはヘイケボタルが気に入ったよ!

この代表3種の違いを知っておくと、見た時にどの種類かわかるかもしれません。

ぜひ家族や大切な人を誘って、幻想的で奥深いホタルの光を眺めに行きましょう!

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ホタルの光はなぜ心が癒されるの?

ホタルを眺めるハリネズミ

夜闇に舞う幻想的な光。

光を放つ不思議な生き物の姿を眺めていると、まるで夏の夜の夢か幻でもあるかのような気分になりますね。

ホタルは、私たちにどんな効果をもたらしてくれるのでしょうか?

1/fゆらぎ

ホタルが放つ不規則な光には、「1/fゆらぎ」と呼ばれる生体や自然界の運動(周波数)を感じ取ることができます。

「1/fゆらぎ」には、人の心を穏やかにする不思議な癒しの効果があると言われています。

自然環境

美しい自然と清らかな水がある場所にしか生息しないホタルは、その自然環境そのものにも、人の心を和らげる効果があります。

自然の中でホタルの光を眺めれば、心が癒され、ストレス解消にも効果があるということです。

α波

このような環境の中に身を置くと、人間の脳からはα波が出てきます。

α波が出る、つまり脳が休んでいる状態です。

慣れ親しんだ山や川、もしかしたら町の片隅など名もなき場所に、ホタルの絶景は広がっているかもしれません。

初夏を彩るホタルを、ぜひ家族や大切な人と一緒に、ゆっくりとお楽しみくださいね。

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マナーを守ってホタル観賞をしよう!

夏の風物詩「ホタル」とはいうものの、最近では遠い昔のことのようです。

昔は至るところでホタルが生息していたのですが、現在はほとんど見ることができなくなってしまったからです。

そこで、私たちがホタルを見に行く際には、昔にはなかった4つの約束事があることはご存知でしょうか。

その約束事とは、以下の通りです。

ホタル観賞マナー

①ホタルを捕まえない

ホタルの寿命はとても短く繊細な生き物です。捕まえたり持ち帰ったりしないようにしましょう。

②光を当てない

ホタルは強い光を嫌うので、懐中電灯で照らしたり、フラッシュをつけて写真を撮ったりするのはやめましょう。

③大声を出さない

ホタルがびっくりして逃げてしまいます。また近隣の住民の人への配慮のためにも、大きな声や物音をたてないように注意しましょう。

④ゴミは持ち帰る

住みかが汚れるとホタルが棲めなくなるので、ゴミはきちんと持ち帰りましょう。

ホタルが増えるように、みんなできれいな自然環境を残していきたいですね。

自然の中にいるホタルの、ありのままの姿を静かに楽しみましょう。

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おわりに

豊かな緑、澄んだ空気、きれいな清流・・・。

ホタルのある風景は、そんな恵まれた自然にのみ許された夏景色です。

雨上がりの夜は特に美しく、夏の訪れをしみじみと感じさせてくれるはずです。

今年は家族や大切な人を誘って、幻想的なホタルの乱舞をお楽しみくださいね。

 

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