まぶたや目の下がピクピク痙攣!原因はストレス?効果的な治し方を紹介します

仕事中や勉強中に、片方のまぶたがピクピク痙攣して止まらないときはありませんか?

何日も続いていると、このまま放っておいていいのか心配になりますよね。

今回は、まぶたや目の下がピクピクするときに考えられる原因や、止めるのに効果的な方法もあわせてご紹介していきます。

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まぶたがピクピクするのはなぜ?

パソコン女性

スマートフォンやパソコン、ゲームが普及するようになった今、私たちは日常生活で目を酷使する機会がすいぶんと増えました。

私たちは起きている間、目はずっと使われるので疲れてしまいますね。

あなたのまぶたのピクピクの症状は、このようなものではないでしょうか?

  • ピクピク痙攣するのは、片方のまぶただけ。
  • ピクピクはまぶたの一部だけで、周辺には広がっていない。
  • ピクピクは数分間で治まり、何度か繰り返す。

これが当てはまる場合は、医学的に眼瞼がんけんミオキミア」であると考えられるのが一般的です。

眼瞼ミオキミアとは?怖い病気?

肌荒れ女性

眼瞼がんけんミオキミアは、病気というより生理現象に近いため、そのほとんどが一時的なもので治療の必要はありません

目の周りにある「眼輪筋がんりんきん」という筋肉の一部が、異常な興奮が生じて起こるといわれています。

通常、1~2週間で自然に治まることがほとんどです。

ただし、他の病気の一症状として表れることもありますので、長期に及んで続く場合は眼科への受診が必要です。

眼瞼ミオキミアが起こる原因は?

パソコン夜

眼瞼がんけんミオキミア」の原因のほとんどは、目の疲れです。

その他にも、ストレス・睡眠不足・自律神経の乱れ・カフェインの過剰摂取などでも起きる場合もあります。

「目は口ほどにものをいう」といいますが、長時間パソコンやスマホを凝視したりして、目が疲れ果てているサインかもしれませんね。

眼瞼ミオキミア以外の病気では・・・

病院の待合室

眼瞼がんけんミオキミアと似た症状を示す病気が、2つあります。

この場合は眼科への受診が必要ですので、一度チェックしてみて下さい。

①眼瞼けいれん

眼瞼がんけんけいれんの場合、以下のような症状があります。

  • まばたきがコントロールできない。
  • 目が不快で開けていられない。
  • まぶしい。

目の周りの筋肉が過度に働いてしまい、自分の意図に関係なく目が閉じてしまう病気です。

眼瞼がんけんミオキミアのような「ピクピクした動き」を伴うわけではなく、いわば、まばたきを自分でコントロールできなくなってしまう状態です。

よくドライアイの症状にも似ていることから、間違われやすいようです。

眼瞼けいれんの場合、目の機能的な失明に陥る可能性があるため、眼科への受診・治療が必要です。

②片側顔面けいれん

片側顔面けいれんの場合、以下のような症状があります。

  • 目の周囲がピクピク痙攣していたが、だんだん広がってきた。
  • 顔面の一部がピクピク痙攣する。
  • ウインクをしたような表情が発作的におきる。
  • 顔が引きつる。

眼瞼がんけんミオキミアのように、目の周囲がピクピク痙攣するという症状から始まります。

その後、ほお骨または口の端あたりに広がっていくようであれば、片側顔面けいれんであると疑われます。

頭蓋内で顔面神経を圧迫するものが原因と考えられています。

顔がひきつることで容姿の変化が伴うため、生活に大きな支障が生じないよう早めの受診が勧められます。

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まぶたの痙攣の治し方は?

眼瞼ミオキミアはよく疲労時に起こりますが、症状が悪化することはありませんし一時的な症状のため、治療の必要はないとされています。

しかし、不快なピクピクを早く止めるためには、いくつかの方法があります。

長時間パソコンやスマホを見続けない

メガネ男性

眼瞼ミオキミアの一番の解決方法は、とにかく疲れた目を休ませることです。

パソコンやスマホの映像は目の刺激になるため、長時間見続けるのはやめるようにしましょう。

人は集中して画面を見続けているとき眼球の動きのない状態が続き、ピント調整の筋肉の緊張状態が続いて「筋肉疲労」を起こします。

仕事で長時間パソコンを使うのであれば、1時間に1回は、遠くをぼんやりと見たり、目をつぶったりして目を休ませる時間を作りましょう。

できれば1時間ごとに10分ほどの休憩をとることがおすすめです。

そのときは、完全にパソコンから離れて目も心もリラックスしましょう。

睡眠をしっかりとる

睡眠

目を休ませるためには、なんといっても睡眠が一番です。

できれば7時間は睡眠時間を確保してほしいものです。

ぐっすり眠ってじゅうぶんに体を休めれば、目の疲れだけでなく、精神的ストレスも緩和してくれる効果があります。

よく睡眠をとれば、多少のストレスがあっても、心も体も健康を保つことができます。

それほど「睡眠」は大切といわれています。

また、熟睡しているときの黒目は光を感知しないため、これが目の休息になるといわれています。

目の周りを温める

蒸しタオル

ある研究では、30分~1時間のパソコン作業のあとに、目に温かい蒸しタオルを10分間当てたところ、目の調節機能が回復したという結果が実証されたそうです。

目を温めることで血流がよくなり、神経もリラックスして、目の疲れが回復しやすくなります。

蒸しタオルの作り方
  1. タオルを縦に半分に折る。
  2. くるくると端から丸めて「おしぼり」の形にする。
  3. それを水に濡らし、しっかりしぼる。
  4. レンジでチンします。(500Wで1分くらい)

最後にアロマオイルで香りをプラスすれば、さらに癒し効果も期待できますね。

ぜひリラックスタイムに試してみて下さい。

適正な度数のメガネ・コンタクトを使う

視力検査

度数があっていないコンタクトやメガネをかけている場合も、眼瞼ミオキミアの誘因につながります。

また、見えないのに我慢して裸眼でいるのも良くありません。

コンタクトを外したあとに裸眼で過ごす人も多くいますが、コンタクトを外したあとは、メガネをかけることを習慣化すれば、目の疲れを軽減することができます。

目薬を使う

メガネと目薬

上記の対策で改善が見込めなかった場合、市販の目薬に頼ってみる選択肢もあります。

目の神経の機能を正常にする働きを持つ「ビタミンB12配合」の目薬は、まぶたの痙攣への効果が期待できます。

眼疲労改善に効くとされているため、眼科でも同様の点眼薬を処方することが多いそうです。

あくまでも「休息」が一番の治療薬ですが、忙しくて休めない場合は一度試してみてはいかがでしょうか。

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おわりに

まぶたや目の下のピクピクは、その多くは「眼瞼ミオキミア」という症状であるといわれています。

それはあなたの心や体が疲れているサインです。

とくにピクピクしやすい人は、今回ご紹介した治し方で生活習慣を見直すようにしましょう。

しかし病気ではないからと軽く見てはいけません。

長引く場合は、他の病気の一症状として表れている場合もありますので、その時は必ず眼科で受診しましょう!

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