関東・芝桜のおすすめ名所スポット！見ごろ時期は？ペット同伴情報も紹介

一面に広がるピンク色の絨毯がとても美しい「芝桜」。

短い盛りではありますが、どんな春を迎えても、私たちの心をいつも和ませてくれますね。

そんな芝桜の美しいスポットが、関東にはたくさんあります。

今回は、関東の芝桜のおすすめ名所や見ごろ時期、ペット同伴可否についてもご紹介します。

関東の芝桜　人気の名所

日本には、それぞれの土地に、心奪われるような芝桜が咲く風景があります。

淡いピンクや濃いピンク、小さな小さな存在の、自然な群像。

関東にも、そんな風景を楽しめる名所がいくつもあります。

ペット同伴可能なスポットでは、愛犬と一緒に青空の下でお散歩なんていかがでしょうか。

関東の芝桜の名所をご紹介します。

市貝町芝ざくら公園（栃木県）

芳那はなの水晶湖すいしょうこに隣接している「市貝町いちかいまち芝ざくら公園」。

本州最大級を誇る、芝桜の大群落を見ることができます。

4色の芝桜が、2万4000平方mもの延々と広がる敷地を覆い尽くす光景は壮大で、川の流れのような美しいデザインが訪れる人の目を楽しませてくれます。

また、展望台から見える芝桜の絨毯、八溝の山々、芳那の水晶湖の大パノラマはまさに絶景！

開花に合わせて「芝ざくらまつり」も開催されていますので、手打ちそばやソフトクリームなど、美味しい食べ物を味わうこともできます。

ペット同伴もOKですので、愛犬にリードをつけて、一緒に芝桜をお楽しみください。

東武トレジャーガーデン（群馬県）

数十種類もの野鳥が生息する自然豊かな「東武トレジャーガーデン」。

4月上旬になると、約20万株のピンクの芝桜が美しいグラデーションを描き、同時期にはネモフィラ・リナリアなどの花々も咲きますので、花めぐりが楽しめます。

また5月上旬には華やかなバラのガーデンに移り変わり、10月上旬となると秋バラやコスモスの競演を楽しめるなど、四季折々に咲く花を楽しめるスポットです。

ペットは、カートに乗せることができれば、同伴OKです。

ペットカートはレンタル（8キロまでの小型犬用）もありますのでご安心くださいね。

八王子山公園（群馬県）

四季折々の花が咲く広大な公園「八王子山公園」。

春になると、ボランティアの方々が植栽した約50万株もの芝桜が美しく咲き誇り、豊かな自然の中に咲く花々を楽しむことができます。

同時期には菜の花やつつじ、ネモフィラ、ポピーなどの美しい花々も楽しめます。

また芝桜の開花に合わせて「おおた芝桜まつり」も開催され、ステージイベントや飲食店の出店など、楽しみに訪れた人々で賑わいます。

ペット同伴OKです。
普段から犬の散歩コースとして利用されていますので、芝桜が見ごろの時期に一緒に訪れてみて下さい。

みさと芝桜公園（群馬県）

「織姫が置き忘れた桃色のはごろも」をイメージして植えられた芝桜。

芝桜の丘を中心にして帯状に連なり、うねりや渦巻きなどのモチーフを描いており、大変見事な光景です。

ピンク、赤、白の芝桜で描かれた可愛いハート形のデザインもあり、インスタ映えスポットとしてたくさんの人が撮影を楽しんでいます。

また開花に合わせて「みさと芝桜まつり」も催され、様々なイベントや特産品の販売も行われます。

ペット同伴OKです。
普段から犬の散歩コースとしても親しまれていますので、ぜひお散歩がてらお出かけしてみて下さい。

羊山公園（埼玉県）

芝桜といえば、羊山公園を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

芝桜の丘には、色とりどりの芝桜が9種類、約40万株の芝桜が美しく咲いています。

植栽によってデザインされた、美しい芝桜の絨毯は圧巻の一言。

「芝桜まつり」も開催されていますので、街中でもさまざまなイベント盛りだくさん。

ペット同伴もOKですので、愛犬と一緒にお散歩してみて下さい。

東京ドイツ村（千葉県）

ドイツの田園風景をイメージしたテーマパーク「東京ドイツ村」。

ここの芝桜は「関東最大級＆最速の芝桜」といわれ、 色鮮やかな25万株の芝桜が、斜面を覆い隠すように咲き誇ります。

可愛らしいピンクや白、薄紫の花が咲き乱れ、春の訪れを感じさせるような華やかな風景を楽しむことができます。

見頃の時期には「芝桜まつり」も開催され、都内外からもたくさんの人が訪れます。

またお子様連れの場合、芝桜を鑑賞したあとでも、アトラクションやこども動物園などでも遊べますので、テーマパークならではの1日が過ごせます。

ペット同伴可能なのは、東京ドイツ村内の「わんちゃんランド」エリアのみです。

そのため残念ながら、愛犬と芝桜の散策を楽しむことはできませんが、わんちゃんランドでは、ドックランなどが充実していますので一緒にお出かけしてみるのもいいでしょう。

富田さとにわ耕園（千葉県）

千葉市富田町都市農業交流センターから愛称が変更された「富田さとにわ耕園」。

近年、千葉県内で注目されつつある芝桜スポットです。

農業振興を目的とした施設ですが、その広々とした敷地に約15万株の芝桜が植えられています。

入場料金などもなく、自由に入れます。

お弁当の持ち込みもOKですので、訪れた人はのんびりお散歩したり、芝生の上にレジャーシートを広げてお弁当を食べたりと、ピクニック気分が楽しめると評判です。

周辺に駅はないので、車でのアクセスとなります。

ペットも入れますので、愛犬と一緒にのどかな時間をお過ごしくださいね。

渋田川河畔（神奈川県）

渋田川の河畔の約600mに、芝桜が植えられています。

これは自生している芝桜ではなく、地元住民が長年にわたって手入れをして咲かせてくれているもので、「かながわ花の名所100選」にも選ばれています。

川のせせらぎを聞きながら色とりどりの芝桜が見られますので、とても癒されます。

開花期間中には10万人近くの人が見に訪れるといわれ、芝桜の隠れた名所になっています。

見頃時期には「伊勢原芝桜まつり」も開催され、伊勢原駅から臨時シャトルバスも運行します。

もちろんペット同伴もOKです。
愛犬と一緒に、美しく彩る芝桜の道をお散歩してみて下さいね。

相模川芝ざくら（神奈川県）

相模川の左岸の堤防に咲き誇る芝桜。

通称「芝ざくらライン」と呼ばれ、その距離はなんと約1.4km。

日本一の長さを誇る、芝桜スポットです。

見頃時期にあわせて「芝ざくらまつり」も開催され、たくさんの人々が楽しみに訪れます。

もちろんペット同伴もOKです。
愛犬と一緒に、芝桜の道をのんびりお散歩してみて下さい。

ネモフィラとは？

芝桜の名所によって、「ネモフィラ」という花とのコラボレーションを楽しめるスポットもありますね。

ネモフィラとは、澄んだブルーが愛らしい小さな花です。

芝桜とネモフィラは見頃が同時期であることから、一緒に育てられていることが多いです。

芝桜の名所では、芝桜とネモフィラが織りなす群衆美、そして空の青と合わせた絶景を楽しむことができます。

その他にも、ポピー、スイセン、ハナモモなども見頃を迎え、春の花々を思う存分に味わえます。

ぜひカメラを持って、散策してみて下さいね。

芝桜の花言葉を知ろう！

ピンクや白などの可愛らしい花を、大地に敷きつめたように咲かせる芝桜。

芝桜には、色によって違った花言葉があります。

芝桜の花言葉はたくさんある

色ごとに違う花言葉をもつ芝桜ですが、全般的には

といわれています。

その花言葉の由来は、以下の通りです。

濃いピンクの花言葉

芝桜といえばピンク色を思い浮かべますが、同じピンクにも薄いものから濃いものまでありますね。

「濃いピンク色」の芝桜には、

淡いピンクの花言葉

「淡いピンク」の芝桜のほうは、濃いピンクと対照的です。

ひとつひとつ小さな花が、みんなと群れて咲く様子にちなんでいます。

濃いピンクと同系色の花びらを持ちながら、花言葉は正反対ですね。

白・青の花言葉

白色や青みがかった色の芝桜があります。

これは、

白や青い花びらは、まるで静かにゆらめく炎のようで、胸の奥でひそめている情熱を思わせるためです。

その姿はまもなく散るからこそ、もの言わずとも生きている芝桜の姿は儚く、美しいのです。

まとめ

関東の4月は芝桜のシーズンです。

桜の時期が過ぎてやってくる芝桜の見ごろ時期には、壮観なピンクの絨毯が春の訪れを表現してくれます。

今回ご紹介した名所では、開花に合わせてお祭りが開催されたり、芝桜以外の花も同時に楽しめるなど、見どころ盛りだくさんなスポットです。

ペット同伴OKのスポットも多いですので、ぜひ見頃時期をチェックしてお出かけしてみて下さいね！