12月になると、クリスマスやお正月の準備など、さまざまな年末行事が目白押しで慌ただしくなりますね。
そんなときに訪れる「仕事納め」と、年明けの「仕事始め」ですが、その年によって日にちが違う場合があるので、早めに知っておきたいですね。
今回は、2024年の仕事納め、2025年の仕事始めの日程についてご紹介します。
仕事納め・仕事始めの意味
今年1年間のすべての業務を終えることを「仕事納め」いいます。
仕事納めのあとはお正月休みがやってきますので、皆さん俄然とやる気が出てくるようですね。
そして年が明けて初めて仕事をすることを「仕事始め」といいます。
宮公庁では「御用納め」「御用始め」と呼びます。
仕事納め・仕事始めと似ている言葉で「御用納め」「御用始め」というのは聞いたことがありませんか?
これは宮公庁(国や地方公共団体の役所)などで使われている言葉で、意味は同じく仕事納め・仕事始めのことです。
「御用」とは、江戸時代(1603~1868年)の幕府や藩などの用命や、宮中や官庁の公務のことです。
今もその名残で、宮公庁では「御用納め」「御用始め」と呼んでいるのです。
2024年〜2025年の官公庁の仕事納め・仕事始めはいつ?
官公庁とは、国や地方公共団体の役所のことで、公務員や政治家などがこれに当たります。
2024年〜2025年 官公庁の場合
御用納め(仕事納め)・・2024年12月27日(金)
御用始め(仕事始め)・・2025年1月6日(月)
官公庁の年末年始のお休み
2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)
その年によって長期連休になる事も!
法律では、官公庁の年末年始休みは毎年12月29日~1月3日までと定められています。
そこで仕事納め・仕事始めの日が土日に重なった場合は、その日もお休みとなり、平日に移動します。
つまり、仕事納め・仕事始めがうまく土日に重なると長期連休になるわけです。
今年の年末年始休みは、土日のズレ込みの影響をうけ、9連休になっています。
2024年〜2025年の一般企業の仕事納め・仕事始めはいつ?
一般企業の年末年始の休日は、上記の官公庁に準じているところが多いようです。
なぜなら役所が閉まっていると、取引に必要な書類などを取り寄せることができなかったりと、何かと不便な理由があるようです。
2024年〜2025年 一般企業の場合
仕事納め・・・2024年12月27日(金)
仕事始め・・・2025年1月6日(月)
一般企業の年末年始のお休み
2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)
サービス業など企業によっては、独自に休みを設けている場合も多いですので、早いうちに確認しておくことをおすすめします。
2024年〜2025年 銀行・郵便局の仕事納め・仕事始めはいつ?
銀行などの金融機関や郵便局は、毎年12月30日まで窓口業務を行っているところが多いです。
年末は物入りですので、30日まで窓口をやってくれるのは嬉しいですね。
2024年〜2025年 銀行・郵便局の場合
仕事納め・・・2024年12月30日(月)
仕事始め・・・2025年1月6日(月)
銀行・郵便局の年末年始のお休み
2024年12月31日(火)~2025年1月5日(日)
ただし例外もあります。
このような、お休みの日が通常とは違う郵便局は、年末年始も利用可能です。
年末年始にATMは稼働しているの?
銀行や郵便局がお休みだと、お金をおろすことが出来なくなって困ってしまいますよね。
でも大丈夫です。ATMは稼働しています。
ただし、営業時間が短縮されたり、小さな局では稼働していなかったりする場合もあります。
年末近くになると、近くのATMに営業日や営業時間のお知らせが張り出されますので、事前にチェックしておきましょう。
2024年〜2025年 証券取引所の仕事納め・仕事始めはいつ?
証券取引所では、仕事納め・仕事始めとは言わず、「大納会」「大発会」と呼びます。
2024年〜2025年 証券取引所の場合
大納会(仕事納め)・・2024年12月30日(月)
大発会(仕事始め)・・2025年1月6日(月)
証券取引所の年末年始のお休み
2024年12月30日(月)~2025年1月5日(日)
仕事納め・仕事始めの日が土日に重なった場合は、その日もお休みとなり、平日に移動します。
今年の年末年始休みは、土日のズレ込みの影響をうけ、なんと7連休になりますね。
おわりに
その年のカレンダーによっては長期連休にもなりうる年末年始のお休み。
せっかくの大型連休を存分に楽しめるよう、1年のお仕事をしっかりと納めたいですね。
そして翌年にはまた新たな1年を気持ちよく始められるよう、準備をしておきましょう!