2025年 岸和田だんじり祭り・日程や駐車場は?おすすめ観覧場所や見どころについても紹介します

日本最大規模のだんじり祭りで有名な「岸和田だんじり祭り」。

豪華絢爛なだんじりが地響きをたてながら、町々を所狭しと駆け回ります!

今回は、岸和田だんじり祭りの日程や歴史、おすすめ観覧スポットなどについてご紹介します。

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岸和田だんじり祭りとは?

岸和田だんじり祭り1

出典;https://www.homes.co.jp

降り注ぐような蝉の声もようやく静まり、秋の気配が感じられる頃、大阪府岸和田市は一年で最も賑わう『岸和田だんじり祭り』の季節を迎えます。

この祭りは、その名の通り「だんじり」と呼ばれる重さ約4トンもの豪華な山車を、勢いよく曳き回す壮大な伝統行事です。

若者たちは熱気にあふれ、時には激しく組み合うこともあり、「けんか祭り」としても知られる勇ましく迫力ある祭りです。

日光東照宮の陽明門を彷彿とさせる精巧な彫刻で飾られただんじりが、街角を豪快に方向転換しながら疾走する「やりまわし」は、この祭りの最大の見どころです。

夕暮れになると、だんじりに灯されたちょうちんの光が輝きを放ち、一層壮麗な風景を作り出します。

岸和田だんじり祭りには、全国から45万人以上の見物客が訪れ、その迫力とスピード感あふれる曳行に大きな拍手と歓声が沸き起こっています。

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岸和田だんじり祭りの歴史

約300年の歴史を誇る岸和田だんじり祭りは、元禄16年(1703年)、岸和田藩主・岡部長泰おかべながやす公が京都伏見稲荷を城内に勧請し、五穀豊穣を願って執り行った稲荷祭がその起源と言われています。

当時、城内が庶民に開放され、町民たちが勇壮なだんじりを曳いて藩主の前で芸を披露したことが、この伝統の始まりと伝えられています。

江戸時代のだんじりは現在のように豪華ではなく、シンプルで質素なものでしたが、時代とともに大工職人の高度な技術と市民の熱意が融合し、現代の豪華絢爛なだんじりへと進化を遂げました。

この祭りは、300年もの間、岸和田の人々の情熱と誇りによって守り続けられ、地域の魂として受け継がれてきました。

だんじりが疾走し、街を駆け抜けるその姿からは、ただの祭りを超えた強い生命力と歴史の重みが伝わってきます。

このように岸和田だんじり祭りは、時代を超えて人々の心をつなぎ、地域の誇りとして今なお輝き続けているのです。

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2025年 岸和田だんじり祭りの日程・開催時間など

今年の岸和田だんじり祭りは、
9月13日(土)〜14日(日)の2日間 行われます。

お祭りの簡単な情報をまとめました。

岸和田だんじり祭(2025年)
日程2025年9月13日(土)・14日(日)
(試験曳き:2025年9月7日(日)・12日(金))
開催時間・13日(土) 6:00~22:00
・14日(日) 9:00~22:00
開催場所大阪府岸和田市 岸和田地区・春木地区
料金無料(有料観覧席あり)
住所・大阪府岸和田市岸城町11-30(岸城神社)
・大阪府岸和田市八幡町13-25(弥栄神社)
お問合せ072-436-0914(岸和田市観光振興協会)
公式HP岸和田市観光課
駐車場なし(近隣の有料駐車場を利用)

▼会場となる岸和田地区(岸城神社)の地図はこちらです。

▼会場となる春木地区(弥栄神社)の地図はこちらです。

会場案内図

岸和田地区

2025年岸和田だんじり岸和田地区会場案内図

出典;https://www.city.kishiwada.lg.jp/
画像クリックで拡大します

春木地区

出典;https://www.city.kishiwada.lg.jp/
画像クリックで拡大します

雨天時の場合は?

雨天決行です。お天気が不安定な場合は、雨具の準備をおすすめします。

ただし、観覧中に傘をさすことは禁止されていますので、レインコートなどを利用してください。

なお、台風などの荒天の場合は中止となることがありますので、お出かけ前に天気予報や主催者に確認されることをおすすめします。

お問合わせ 072-436-0914(岸和田市観光振興協会)

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岸和田だんじり祭りの開催場所は2ヶ所!

岸和田だんじり祭りは春木川を境に、以下の2つの地区で開催されます。

  • 岸和田地区(岸和田駅・岸城神社・岸和田天神宮)
  • 春木地区(弥栄神社 周辺)

初めて訪れる方には、規模が大きく見どころ満載の『岸和田地区』がおすすめです。

一方、混雑を避けたい方には『春木地区』が最適で、迫力は変わらず楽しめます。

両地区は近接しており、どちらも見て回ることが十分に可能です。

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2025年 岸和田だんじり祭りのイベント情報

岸和田地区・春木地区の「試験曳き」「宵宮」「本宮」それぞれのスケジュールをご紹介します!

9月7日(日)・12日(金) 試験曳き

岸和田だんじり祭りは正式には13日(土)から始まりますが、その前に「試験曳き」と呼ばれる伝統の儀式が行われます。

この試験曳きは、ただのリハーサルではありません。

本祭と見分けがつかないほどの迫力があり、祭りの熱気が早くも会場を包み込みます。

忙しくて本祭に参加できない方や、大勢の人混みが苦手な方にとっては、この試験曳きこそが最高のチャンス。

人混みが少ない中で間近にだんじりの勇壮な曳行を体感できる、まさに祭りの真髄を味わえる貴重な時間です。

若者たちの気迫あふれる掛け声とともに疾走するだんじりの姿は、見る者の胸を熱くし、心に刻まれることでしょう。

日程時間場所
9月7日(日)14:00~16:00春木地区・岸和田地区
9月12日(金)

9月13日(土) 宵宮

岸和田地区
  • 6:00~7:30  曳き出し
  • 9:30~11:30  午前曳行
  • 13:00~15:00  駅前パレード
  • 15:00~17:00  午後曳行
  • 19:00~22:00  灯入れ曳行
春木地区
  • 6:00~7:30  曳き出し
  • 9:30~12:00  パレード、午前曳行
  • 13:00~17:00  午後曳行
  • 19:00~22:00  灯入れ曳行

※会場案内図はこちらにジャンプ。

9月14日(日) 本宮

岸和田地区
  • 8:30〜12:00  宮入り
  • 13:00~17:00  午後曳行
  • 19:00~22:00  灯入れ曳行
春木地区
  • 9:00〜12:30  宮入り
  • 13:00~17:00  午後曳行
  • 19:00~22:00  灯入れ曳行

※会場案内図はこちらにジャンプ。

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岸和田だんじり祭りの見どころは?

岸和田だんじり祭りの見どころを知るには、まずは祭りの迫力が伝わる動画をご覧になるのがおすすめです。

動画では、巨大なだんじりが街角を豪快に曲がる「やりまわし」や、若者たちの熱気あふれる曳き手の姿を臨場感たっぷりに楽しめます。

豪快な急旋回!「やりまわし」

岸和田だんじり祭りやりまわし

出典;https://www.sankei.com

岸和田だんじり祭りの最大の見どころは、やはり「やりまわし」です!

重さ約4トンのだんじりが勢いよく駆け抜け、狭い街角を一気に「く」の字に方向転換する瞬間、その迫力は圧巻です。

時にはスピードが乗りすぎてだんじりが倒れそうになることもあり、まさに危険と隣り合わせのスリルに満ちています。

だんじりを操るかじ取りの腕が試されるこの瞬間には、見物客も息をのんで見守り、成功すると歓声と拍手が会場を包み込みます。

狭い城下町を猛スピードで駆け抜けるその豪快な姿は、岸和田だんじり祭りの真髄であり、この祭りの魂が最も輝く場面です。

まるで時が止まるような一瞬の興奮を、こちらの動画でご覧ください。

お祭りの華「だんじり」と「大工方」

岸和田だんじり祭り彫刻

出典;https://www.city.kishiwada.osaka.jp

だんじりは、まるで日光東照宮の陽明門を小さくしたかのような、白木造りに匠の技が光る見事な彫刻で飾られています。

各町が競い合って製作し、戦記の名場面を題材にした精巧で豪華な彫り物が祭りを一層華やかに彩ります。

曳き手たちは町名入りの法被を統一してまとい、金色に輝く大綱と赤い引幕、のぼり旗を掲げただんじりの上には、笛や太鼓、鉦(かね)を打つ囃子方が配置されています。

そして大屋根や小屋根の上には、祭りの花形「大工方」が乗り、彼らの華麗な舞いがだんじりの進行を指揮します。

岸和田だんじり祭り大工方

出典;http://junrei-return-rider.blog.jp

岸和田だんじり祭りを彩る「祭りの華」とも言われる大工方。

その華麗な舞いの中でも特に注目されるのが、大屋根の中央に立ち、両手を大きく広げ片足でバランスを取る「飛行機乗り」と呼ばれるパフォーマンスです。

昼は団扇を、夜にはちょうちんを手に舞いながら、かじ取りの大工方は曳き手たちに進行や停止の合図を送ります。

曳き手はその息遣いに合わせ、力強く走り出すか、静かにだんじりを止めるのです。

各町ごとに異なる大工方の動きはそれぞれの個性となり、観客は自分だけのお気に入りの大工方を見つける楽しみも味わえます。

「飛行機乗り」の一瞬のバランスと舞いは、大迫力の曳行のなか、観る者すべての視線を釘付けにし、祭りの緊張感と美しさを一層際立たせる必見のハイライトとなっています。

まさに職人技と伝統が織りなす、岸和田だんじり祭りの魂が宿る瞬間です。

優雅な姿の「灯入れ曳行」

岸和田だんじり祭り灯入れ曳行

出典;https://ja.wikipedia.org

岸和田だんじり祭りは朝から夜遅くまで続きますが、特に午後7時を過ぎて暗くなるころに行われる『灯入れ曳行ひいれえいこう』は、昼間の勇壮な姿とは全く違う、情緒豊かで優美な表情を見せてくれます。

祭りのだんじりには約200個の提灯が灯され、白木の豪華な彫刻が夜空に映える幻想的な光景が広がります。

遠くから響く太鼓やお囃子の音色、屋台の呼び声や香ばしい食欲をそそる匂いが入り混じり、街全体が懐かしく温かい空気に包まれます。

小さな子どもが母親に手を引かれながらも曳き綱を握り、一歩一歩ゆっくりと夜の街を練り歩く光景は、心を和ませるほほえましい場面です。

昼の迫力あるだんじりの姿とは一変し、夜は優雅で荘厳な姿を楽しめる贅沢なひととき。

同じだんじりを二度味わうという特別な体験を、ぜひ堪能してください。

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岸和田だんじり祭り 観覧スポットはここ

岸和田だんじり祭りは過去に事故が多発しているため、事故の起こりやすい場所では、地元のボランティアの方々がしっかりと誘導を行っています。

「やりまわし」を間近で見ようと通りの角に立つのは非常に危険ですので、必ず現地の誘導スタッフや関係者の指示に従い、安全な場所から祭りを楽しんでください。

ここでは、岸和田地区と春木地区それぞれのおすすめ観覧スポットをご紹介します。

安全に、かつ迫力満点のだんじりを存分にご覧いただける場所ですので、訪問の際は参考にしてください。

「岸和田地区」のおすすめ観覧スポット

まずは2025年の岸和田地区の会場案内図をご覧ください。

2025年岸和田だんじり岸和田地区会場案内図

出典;https://www.city.kishiwada.lg.jp/
画像クリックで拡大します

参加するだんじりの数が多い岸和田地区は、駅前パレードや多くの屋台が立ち並び、お祭りの規模も非常に大きいのが特徴です。

そのため、見物客のほとんどが岸和田地区に集まります。

初めて岸和田だんじり祭りに訪れる方には、見どころ満載の「岸和田地区」がおすすめです。

混雑は覚悟のうえで、ぜひお祭りの迫力と熱気を存分に味わってください。

その① カンカン場(大阪臨海線岸和田港交差点)

岸和田だんじり祭りで最も有名な観覧スポットの一つが「カンカン場」です。

ここは混雑は避けられませんが、迫力満点の「やりまわし」を間近で楽しめる絶好の場所として知られています。

さらに、このエリアには有料の特設観覧席(ビューイングシート)も設置されており、より多くの観客で熱気が高まります。

熱気あふれる祭りのエネルギーを感じながら、ダイナミックなだんじりの動きを観覧するには、この「カンカン場」が一押しのスポットです。

【大阪府岸和田市大北町1-3】
(大阪臨海線岸和田港交差点)

その② 武部仏壇店の交差点

ここは、多方面から「やりまわし」を観覧できる絶好のスポットです。

特に横町方面から右折する際の「やりまわし」は圧倒的な迫力を誇り、誰もが息を呑む見ごたえがあります。

この交差点周辺には屋台もずらりと並び、地元の人たちに愛される賑わいの場所。

祭りの活気と楽しさを存分に味わいながら、だんじりの勇壮な動きを間近で体感できます。

交差点の角には目印となる仏像が立っており、ここを目指せばわかりやすく、訪れる人にとっても便利な観覧ポイントです。

【大阪府岸和田市北町16-23】

その③ 小門こかど貝源かいげんの交差点

道幅が非常に狭く細いため、だんじりの迫力あるやりまわしを間近で体感できる貴重なスポットです。

この交差点は、カンカン場から進んで左折するのが「小門」、右折するのが「貝源」と呼ばれ、それぞれ異なる方向へのやりまわしが見られます。

やりまわしの難所として知られるこの交差点周辺は、安全のため規制が厳しく設けられ、見物することが難しい場所でもありますが、その人気の高さから毎年多くの人で混雑します。

まさにスリルと迫力が交錯する場所。

訪れる際は、安全には十分注意しつつ、その熱気と興奮を心ゆくまで味わってください。

【大阪府岸和田市北町15-1】

その④ こなから坂(岸和田市役所前)

ここは岸城神社に宮入りする15町のだんじりが必ず通る場所で、祭りの中でも特に熱気にあふれた勝負の舞台です。

急傾斜のこの坂を、巨大なだんじりが一気に駆け上がってゆき、勢いそのままに豪快な「やりまわし」を決めるその瞬間は、圧倒的な迫力を放ちます。

15町にとっては一年に一度の勝負どころであり、この場所には多くの見物客が集まるだけでなく、テレビカメラも集結する名所です。

まさに祭りの熱狂が最高潮に達する一幕、この「こなから坂」の勇壮な場面は、岸和田だんじり祭りのハイライトのひとつとして多くの人々を魅了しています。

【大阪府岸和田市岸城町7-1】

その⑤ 岸城神社と岸和田天神宮

岸城神社では15の町、岸和田天神宮では6つの町がそれぞれのだんじりを奉納する宮入りを行います。

荘厳な神社の門をくぐり、祈りを捧げただんじりたちは、静かなる荘厳さを纏いながらもやがて街中へと曳き出され、祭りの熱狂と興奮が再び町を包み込みます。

この瞬間こそ、伝統の重みと地域の絆が最も深く感じられる、祭りの中でも特別なハイライトのひとつです。

【大阪府岸和田市岸城町11-30】

その⑥ 岸和田駅前通り商店街

NHKの朝の連続テレビ小説でも紹介された、昔ながらの活気あふれる商店街です。

そのアーケードに、豪快にだんじりが次々と飛び込み、一気に駆け抜ける壮観なシーンが展開されます。

だんじり囃子と力強い掛け声がアーケード内にこだまし、商店街全体が熱気と興奮に包まれた祭り一色の空間となります。

駅前でのパレードや屋台を楽しんだ後は、この賑やかな商店街での曳き回しを見に行くと、さらに祭りの魅力を深く味わえます。

【大阪府岸和田市宮本町6-17】

その⑦ 堺町S字

紀州街道の「らんかん橋」を西に進んだ堺町に位置するS字カーブは、岸和田だんじり祭りの中でも特にスリル満点のスポットです。

だんじりが右へ左へと巧みに方向を変えながら、この狭く曲がりくねった道を猛スピードで駆け抜けていく様は、観る者の心を鷲掴みにします。

この場所はだんじりの衝突が多発する危険地帯であるため、住宅の軒先や電柱には緩衝材入りの紅白幕が巻かれており、安全対策が施されています。

観客は手に汗を握り、息を呑むほどの迫力とスリルを間近で体感できる、まさにだんじり祭りの醍醐味が詰まった観覧スポットです。

【大阪府岸和田市堺町7】

その⑧ 本町S字

堺町S字のすぐ南、わずか1ブロック下がった場所に「本町S字」と呼ばれるもう一つの名スポットがあります。

ここは岸和田本町郵便局の北側に位置し、堺町S字に負けず劣らず迫力あるだんじりの動きを間近で見ることができます。

だんじりが左右に揺れながらS字曲線を駆け抜けていく様子は、見ている者の心を震わせ、緊張と興奮が入り混じる瞬間です。

さらにここから南へ進むと「こなから坂」へと続き、だんじりの勇壮な姿を連続で楽しめる観覧コースとなっています。

本町S字はやりまわしの迫力とスリルを味わいたい方にぜひ訪れてほしい、岸和田だんじり祭りの見逃せないスポットです。

【大阪府岸和田市堺町5】

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「春木地区」のおすすめ観覧スポット

まずは2025年の岸和田地区の会場案内図をご覧ください。

出典;https://www.city.kishiwada.lg.jp/
画像クリックで拡大します

春木地区は華やかさでは岸和田地区にやや劣るものの、だんじりの迫力や激しいやりまわしに関しては全く引けを取りません。

祭りの2日目には、全てのだんじりが弥栄神社に宮入りするため、一度に多くのだんじりを見ることができます。

混雑が苦手な方や小さなお子様連れのご家族には、ゆったりと楽しめる春木地区を強くおすすめします。

ここでは迫力ある祭りの雰囲気を間近に感じながら、安心して祭りを満喫できます。

ぜひ、落ち着いた雰囲気の春木地区で岸和田だんじり祭りの魅力を味わってみてください。

その① 磯上いそのかみ町周辺

ここは地元の見物客が多く、観光客は比較的少ないため、例年混雑が穏やかでゆったりと祭りを楽しめる穴場スポットです。

道が細く狭いため、だんじりの迫力ある「やりまわし」を間近で見られるのが大きな魅力です。

また、磯上町から南へ歩くと、宮入りが行われる「弥栄神社」へも足を運べます。

静かな環境で熱気あふれる祭りの雰囲気をじっくり満喫したい方におすすめの場所です。

【大阪府岸和田市】

その② 春木駅前とMEGAドンキホーテ岸和田店周辺

多くの屋台が並び、だんじりを見ながら食べ歩きも楽しめる活気あふれるスポットです。

特にドンキホーテ前の交差点では、迫力満点の「やりまわし」が間近で見られる名所として知られており、観客の歓声が響き渡ります。

祭りの熱気と味覚を同時に味わいたい方にとって、見逃せないポイントです。

【大阪府岸和田市春木若松町14】

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岸和田だんじり祭りの有料観覧席は?

岸和田だんじり祭りでは、祭りの醍醐味「やりまわし」を間近で堪能できるビューイングシート(有料観覧席)がありますので、解説します。

開催期間

2025年9月12日(金)〜14日(日)の3日間。

試験曳き、宵宮、本宮の各日程で臨場感あふれる祭りの様子をゆったりと見ることができます。

観覧席の場所

「カンカン場」の山側と海側の2会場に設置され、席種ごとに異なる魅力があります!

【山側席】

S席(コープ岸和田店駐車場)

最上位グレードの指定席。だんじりが迫力のある「やりまわし」を正面から観覧でき、祭りの醍醐味を余すことなく体感可能です。

A席・B席・C席

S席以外の指定席エリアで、見え方や価格に差があります。A席は迫力を重視したい方におすすめです。

海側席

ソファVIP席(カンカンベイサイドモール)

ゆったりくつろげるソファタイプで、日よけも完備。快適に観覧でき、小さなお子様連れやファミリーに特に人気です。

一般観覧席

山側・海側のベンチ席も一部用意。リーズナブルに祭りの熱気を味わえますが、エリアが限定され混雑しやすい点にご注意ください。

また、家族やグループでの利用に嬉しい団体割引チケットも導入されており、複数枚まとめて購入するとお得です。

購入方法

チケットは

  • 岸和田市の公式サイト
  • ローソンチケット(Loppi端末)
  • 現地直売会(浪切神社内など)

で購入可能です。

購入・詳細については公式サイトをご確認下さい。↓

数量限定のためお早めの購入をおすすめします。

なお、チケットは全席指定席で、座席の選択はできません。

また、悪天候時の観覧席閉鎖などの注意事項もありますので、あわせてご確認下さい。

2025年料金例(税込)

  • 山側S席:13,200円
  • 山側A席:11,550円
  • 山側B席:8,800円
  • 山側C席:13,750円(時間帯による変動あり)
  • 海側ソファVIP席:12,100円
  • 一般観覧(自由席・無料エリアあり)

伝統の迫力と熱気を、より快適かつ安全にご観覧いただける特別な席で、最高の祭り体験をお楽しみくださいね!

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屋台の出る場所・日程・種類は?

岸和田だんじり祭り屋台1

出典;https://4travel.jp

お祭りといえばやっぱり屋台が欠かせませんよね!

美味しい屋台グルメをほおばりながら、さらにお祭りの雰囲気を存分に味わってくださいね。

この項では、岸和田だんじり祭りの屋台が出店される場所やその魅力についてご紹介します。

屋台が出る日程

岸和田だんじり祭りでは、9月13(土)・14(日)の2日間、約300店舗以上の屋台が出店されます。

営業時間は例年、屋台によって違いますが、9:00~22:00頃まで営業しています。

屋台が出る場所

岸和田だんじり祭りでは、街中のいたるところに屋台が出店されていますので、すぐに屋台を見つけることができます。

例年通りであれば、屋台が特に多く出店される主な場所は以下の通りです。

岸和田地区の屋台の場所
  • カンカン場(看貫場)
  • 岸和田港塔腹線(川端筋、府道39号線)
  • 南海岸和田駅前
春木地区の屋台の場所
  • 春木駅前のラパーク岸和田付近

屋台が出る種類

岸和田だんじり祭りの屋台数は、約300店舗以上!

岸和田だんじり祭り屋台の数

出典;http://orenchinetdiary.blog.shinobi.jp

このお祭りの屋台の特徴は、定番のお好み焼き、焼きそばなど通常のお祭りで見るような屋台のほか、B級グルメのお店や、岸和田ならではの屋台も揃っていて、バリエーション豊かです。

岸和田だんじり祭りがっちょ

出典;https://kishibura.jp

岸和田だんじり祭りのおすすめ屋台といえば、まずは「がっちょ揚げ」

ガッチョとは、地方によっては「めごち」とも呼ばれる20cmほどの小魚で、江戸前天ぷらの高級食材としても知られています。

その身はふわっと柔らかく、骨はカリッと香ばしい地元泉州ならではの唐揚げは、一度は味わいたい絶品グルメです。

さらに岸和田のソウルフード「かしみん焼き」、だんじりの形を模した可愛らしい「だんじりベビーカステラ」、泉州名物の瑞々しい「水なす」やプリプリ食感の「泉だこ」、そして珍しい「カニすくい」など、お祭りならではの個性豊かな屋台も見逃せません。

もちろん、家族やカップルで楽しめる遊戯系の屋台も多彩に揃っており、屋台巡りをしながら岸和田だんじり祭りの熱気と興奮を心ゆくまで満喫できます。

祭りとともに繰り広げられる、味覚の饗宴もぜひ体験してくださいね!

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2025年10月に行われるだんじり祭りの日程

じつは、岸和田だんじり祭りは年に2回開催されています。

一般的に知られているのは9月の岸和田だんじり祭りですが、10月にも岸和田市内で別のだんじり祭りが行われます。

10月の祭礼は、岸和田市の旧市地区・春木地区以外のエリアで開催され、各地区の特色あふれるだんじりが曳行されます。

2025年の10月祭礼のスケジュールは以下の通りです。

日程時間10月祭礼イベント
10月5日(日)13:00~17:00試験曳き
10月11日(土)6:00~22:00宵宮
10月12日(日)7:00~22:00本宮

※詳しい開催地区についてはこちらをご参照ください。

各地区ごとに行われるため、9月のだんじり祭りに比べて規模は小さく、屋台が出ない地区もあります。

しかし、だんじりの迫力はまったく変わらず、よりゆったりと祭りの雰囲気を楽しみたいなら、人出が少なめの10月のだんじり祭りに足を運んでみるのもおすすめです。

岸和田10月祭礼のだんじり祭りの迫力あふれる映像もありますので、ぜひご覧ください。

この10月祭礼は9月祭礼とはまた違った魅力があり、静かな中で伝統を感じることができる貴重な機会です。

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アクセス・駐車場について

岸和田だんじり祭りへのアクセス方法をご紹介します。

電車の場合(岸和田地区)

南海本線「岸和田駅」下車、カンカン場まで徒歩10分。

電車の場合(春木地区)

南海本線「春木駅」下車、弥栄神社まで徒歩12分。

車の場合(駐車場について)

岸和田だんじり祭り開催中の2日間、会場周辺には臨時駐車場が3か所用意されています。

今年も45万人以上の来場が予想されるため、駐車場は早朝からすぐに満車となることが例年の傾向です。

特に朝7時頃には満車になることが多いため、早めの現地入りを目指すのが賢明です。

以下に会場周辺の臨時駐車場3か所をご紹介します。

①浜工業公園駐車場

会場までカンカン場まで徒歩 約16分(約1.3km)
住所大阪府岸和田市地蔵浜町
収容台数1,600台
料金無料

②地蔵浜交差点付近

会場までカンカン場まで徒歩 約16分(約1.3km)
住所大阪府岸和田市地蔵浜町
収容台数110台
料金無料

③岸和田競輪場 第4駐車場(春木地区近隣)

会場まで弥栄神社まで徒歩 約12分(約950m)
住所大阪府岸和田市磯上町1-9
収容台数1,500台
料金無料

その他有料駐車場

もし臨時駐車場が満車の場合は、交通規制の対象外で収容台数の多い駐車場を利用するのが賢明です。

そのため、岸和田駅や春木駅周辺の駐車場は避け、「泉大津駅」、「忠岡駅」、「貝塚駅」周辺の駐車場に車を停めて、電車で岸和田駅や春木駅までアクセスするパークアンドライド方式をおすすめします。

岸和田駅や春木駅までは電車で2~3駅の距離ですので、乗り換えもスムーズで便利です。

この方法で駐車のストレスを軽減しつつ、効率よくだんじり祭りを楽しんでください。

「泉大津駅」周辺の駐車場
「忠岡駅」周辺の駐車場
「貝塚駅」周辺の駐車場
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交通規制について

2025年の交通規制図はこちらをご覧ください。

2025年岸和田だんじり祭の交通規制図
出典;https://www.city.kishiwada.osaka.jp
画像クリックで拡大します
規制日規制時間
【試験曳き】9月7日(日)・9/12(金)13:00~16:30
【宵宮】9月13日(土)5:15~23:00
【本宮】9月14日(日)8:00~23:00

岸和田だんじり祭り期間中の9月7日(日)および9月12日(金)から14日(日)にかけて、会場周辺の広範囲にわたって交通規制が実施されます。

岸和田地区と春木地区をあわせて、南北に約3.5km、東西に約1kmに及ぶ日本国内でも最大級の大規模な交通規制です。

お車で来場予定の方は、交通渋滞に巻き込まれないよう、規制の時間帯と場所を事前にしっかりと確認し、可能な限り規制エリアには近づかないようにしましょう。

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おわりに

「静」と「動」の2つの顔を持つ岸和田だんじり祭りは、長い歴史の中で受け継がれた、岸和田っ子の誇りが感じられます。

ぜひ当日は安全に気を配りながら、お祭りを楽しんで来てくださいね。

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