【1月の歳時記】お正月飾り(門松・玉飾り・輪飾り・しめ縄・鏡餅)意味や風習を紹介します

忙しい現代人のみなさん。今年からは少し意識を変えて、華やかな新年を迎える習慣をつけていきませんか?

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お正月1

忙しい現代では、お正月も関係なく、せわしない毎日を送っている方もたくさんいると思います。

お正月飾りには、深い歴史や形式ある飾り方などありそうで、

本当は知っておきたいけど、なんか小難しそうでほったらかしではありませんか?

わかります。

そんな忙しい方へ、これさえわかればヨシの範囲でご紹介しますので、
よろしければ一読ください!

あまり堅苦しく考える必要はないと思います。ぜひ楽しみながら気楽に、日本の素敵な伝統をおさらいしていきましょう。

●お正月飾りの種類 なんで飾るの?

神様を迎える飾り方は、その地域、家の習わしなどによって、だいぶ違うのですが、
ここでは、ごく一般的な例でご紹介します。

門松

門松

家の玄関の前に飾られているのが「門松」です。大定番ですね。

お正月に1年の幸せを授けてくれる「年神様」が迷うことなく降り立つように、
この門松を目印として飾るのです。

飾り方は、松を中心に、3本の竹と梅などを添えます。

もちろん意味もあり、

は神様を「待つ」とかけていて、
はまっすぐ伸びることから生命力の強さを表し、
は紅白の色合いで縁起が良く、祝いの花として飾られます。

「松飾」「正月飾り」「松迎」「正月迎え」とも言われています。

しめ飾り

しめ縄で作ったお飾り全般を「しめ飾り」と言います。

よく神社や家の神棚には、常に「しめ縄」が張られていますよね。

しめ縄イラスト

これは「神様を祭る清浄な場所」という意味で飾っているのです。

つまり不浄なものが入らない結界線のような役割ですね。

お正月に普通の家で飾る「しめ飾り」は、以下の3種類あります。

①玉飾り

玉飾り

しめ縄に縁起の良い品々で華やかに飾りつけたものです。

玄関の軒下や、神棚の前に飾ります。

②輪飾り

輪飾り

玉飾りの簡略版です。

車の他に、台所、トイレや蛇口などに飾り、新年の無事を祈願します。

台所は火の神様の入り口、トイレや蛇口は水の神様の入り口と言われています。

③しめ縄

しめ縄

神棚や戸口に張ります。一般的に太いほうが右で、四手を少し下げます。

以上3種類が、家庭で用いるしめ飾りです。

いずれもスーパーなどで手に入るので、一度手に取って見てみると面白いですよ。

次は、床の間を彩るお正月飾りをご紹介します。

床の間飾り

正月床の間

よく床の間のある和室で誰かと座るとき、「お客さまや偉い人は床の間に近いところに座る」と聞いたことがありませんか?

つまり床の間は、「上座」を意味していて、最も格が高い場所です。

その床の間正面には、七福神・藤・鶴・鷹・日の出などの絵や、

福寿の意味を持つお言葉が書かれた掛け軸を飾ります。

中央に鏡餅、床柱側に生花、反対側(壁側)に香炉(屠蘇器や干支にちなんだ置物でも良い)を飾ります。

しかし昨今は床の間のない家も多くなってきていますよね。

その代わりに、みんなのいる居間のサイドボードや本棚の上でも構わないのです。

掛け軸のかわりに、新年の趣のある絵を飾り、

お盆に小さな鏡餅をのせ、こまやお手玉、羽子板や破魔矢など飾っても素敵です。

ぜひお正月の雰囲気を楽しんで下さい。

鏡餅

鏡餅

鏡餅といえば、お正月の飾りのひとつと思いますよね。

これにはちょっと深い意味があって、

本来は、餅は古くから「神様の食べ物」とされ、お供え物として扱うのです。

えっお供え物を、私たち食べていいの?」と思いますよね。

もちろんOKです!

鏡餅が丸いのは、人の魂をかたどったと言われていて、

鏡は魂を表す神器、つまりお供えした鏡餅に神が宿るとされています。

私たちがお供えした餅を食べることによって年神様の霊力を授けられ

今年1年の新たな生命を頂くことができると言い伝えられています。

つまり、「食べてこそ」ですね。

三方に乗せるのが基本ですが、

四角いお盆や、角皿に和紙を敷いても良いそうですよ。

橙や、みかんがなくても大丈夫。紅白の折り鶴をお盆に飾ると華やぎます。

食べるのは1月11日の「鏡開き」です

その際は、包丁を入れずに、手や木づちで割るのがしきたりとなっています。

だいぶ固くなっているので、大きいものは少しレンジで温めてから、手で小さくちぎるという人もいるようですよ。

ぜんざいやおしるこで美味しくいただきましょう。

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●飾りはじめる日は?

ご紹介したお正月飾りは全て同日に行っても大丈夫です。

基本的には12月26日~28日も末広がりで縁起が良く人気です。

飾り始めてはいけない日は、
12月29日(二十苦など苦を連想させる)12月31日(一夜限りでは神様に失礼等)

ちなみにお正月飾りを飾る場合は、仏滅は気にする必要はありません

●飾りを下げる日は?

門松・しめ飾り・床の間飾りとも、1月7日の「松の内」に一斉に下げましょう。

地域によってまちまちですが、1月7日の朝に、七草粥を食べた後に外すことが多いようです。

鏡餅は1月11日の「鏡開き」に食べましょう。

●処分の仕方について

さて、行事が終わり、処分の仕方です。

どんど焼き」って聞いたことありませんか?

どんど焼き

お近くの地域または神社の行事で、正月飾りとして使ったものを一斉に集めてお焚き上げしてもらいます。

地域によりますが基本的には1月15日の小正月に行われると思います。

しかし都合がつかない場合もありますよね。

そういった時は、大きな紙などに左・真ん中・右と3ヶ所に塩を振って清め、丁寧に包み、地域のゴミの出し方に従って処分することも可能です。

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●まとめ

「お正月」は我が家に年神様がやってくる、特別な日ということがわかりました。

小さいものを一つでも構いません。

日本の古きよき風習の「お正月飾り」を取り入れて、

年神様を心を込めて歓迎しましょう。