うざすぎる蚊の対策方法!屋内・屋外で効果的な退治方法を紹介

夏は蚊の季節ですね。

屋外はもちろん、窓を閉めているのになぜか部屋の中にいて、いつのまにか刺されてしまう。

また睡眠中に妨害されて寝れないこともあるでしょう。

今回は、蚊のシーズンが本格的に来る前に準備しておきたい対策や、蚊の効果的な撃退方法などをご紹介していきます。

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蚊は病気を運ぶ、恐ろしい虫

蚊取り線香

蚊に刺されちゃった。かゆい!

ただ心配なのは、それだけではありません。

もしそれがウイルスに感染した人を刺した蚊だったら、私たちは感染症にかかる恐れがあります。

蚊は病原体を運び、人や動物に病気を送り込む、とても恐ろしい虫です。

蚊による感染症とは?

日本でも有名なのは、マラリア、日本脳炎、2014年にはデング熱などがありますね。

いずれも蚊に刺されたことからウイルスに感染して発症しています。

デング熱の流行を契機に、蚊の恐ろしさを再認識した方も多かったのではないでしょうか?

海外でも、ジカ熱などの感染症が数多く報告されていますね。

今も海外で流行しているウイルスは、旅行者によって国内に持ち込まれている可能性がじゅうぶんにあります。

つまり、私たちが海外旅行に行っていなくても、さまざまな感染症が流行している地域からたくさんの旅行者が行き来しているので、蚊による感染症は、まったく他人事ではありません。

「たかが蚊」とあなどることなく、じゅうぶんな対策や駆除を心がけていきましょう!

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蚊に刺されやすい人は誰?

同じ場所にいたのに、刺されやすい人と、そうでない人がいますよね。

それは以下のような人が要注意です。

  • 汗っかき
  • 体温が高い
  • 運動をした直後
  • お酒を飲んだ後
  • 太っている
  • よく動いている
  • 色黒
  • 黒い服を着ている

蚊は、人や動物の吐く二酸化炭素、汗のにおい、体温、黒い色などが大好きです。

飲酒すると吐き出す二酸化炭素量が増えてしまいますし、運動直後だけでなく、夏の暑さで体温が上昇して汗をかいている人などは、絶好のターゲットになるわけです。

また蚊は白黒でしか見えておらず、そのため黒い服を着た人が白よりも3~4倍狙われやすいこともわかっています。

そして意外にも、じっとしているものより、よく動くものに蚊は誘引されやすい性質があるそうです。

要するに蚊に刺されないようにするには、白い服を来て、部屋を涼しくして体温を下げ、あまり動かないようにして、汗をかかずに清潔にしていれば良いというわけです。

O型の人は刺されやすいって本当?

よく血液型がO型の人は蚊に刺されやすい、なんて話を聞いたことがありますよね。

この話は本当なのでしょうか?

日本人の研究者が64人を対象に実験調査したところ、確かにO型がA型よりも2倍噛まれやすいという結果に至ったようです。

血液型によって体表面の分泌液に違いがあるのではないかという仮説を立てて、研究が行われました。

しかし未だ研究例が少ないうえに、研究対象になった蚊の種類も研究によって変わってくるため、O型の血液が蚊に好まれる理由については、未だ不明とのことです。

ただ少なくとも、O型の人が蚊に刺されやすいという話は、根も葉もない噂というわけではなさそうですね。

血液型と蚊の関係は海外でも注目されているそうですので、今後も更なる研究に期待したいですね!

ちなみに、血液型はO、B、AB、Aの順に刺されやすいということが実験でわかったそうだよ!

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蚊の対策方法【屋外・庭編】

庭の軒下の風鈴

木々の新緑がまぶしい夏の季節ですね。

そして蚊たちも、お目覚めの季節です。

美しい緑の中から、うなるが如く群がり出てくる、蚊、蚊!

この項では、屋外から始める蚊の対策方法をご紹介します。

蚊の発生源をなくす

竹に溜まる水

蚊の幼虫(ボウフラ)は、水の中に生息します。

ですから、水たまりをなくせば蚊は発生しません。

蚊はそんなに多く水を必要としません。

例えば、ポイ捨てされた空き缶の中にたまった少量の雨水でも、蚊のすみかになります。

蚊の行動範囲は、その羽化した場所から半径15メートル以内です。

あなたの家の周りにこのような場所がないか、一度チェックしてみて下さい。

  • 園芸用具(植木鉢の受け皿、ジョウロ、バケツ)
  • 古タイヤ
  • ブルーシートを何かに被せている
  • 子供の遊具
  • 竹の切り株
  • 汚れで詰まった側溝や雨どい
  • ポイ捨てされた空き缶、空き瓶

もし庭に池や水鉢がある場合は、魚(メダカや金魚)を放すと蚊の幼虫(ボウフラ)を食べてくれます。

ホームセンターに行けばボウフラ用の殺虫剤も販売されています。

身近なものでは、塩素系漂白剤(キッチンハイター)を水たまりに入れても、駆除することができます。

専用薬剤よりは即効性はありませんが、漂白剤を入れてから半日後には全滅します。

蚊は一回の産卵で、多くて300個もの卵を産むんだって!
ものすごく恐ろしい数だよね。
きみの家のお庭は大丈夫?

雑草を刈る

草むしり

成虫となった蚊は、風や日光が当たらない場所を好むため、やぶや草むらにたくさん潜んでいます。

特に草の下の方に身を潜めていて、人間や動物の熱や汗などを察知すると、血を吸いに飛んできます。

つまり待ち伏せしているのです。

芝生や雑草を伸ばしっぱなしにしていると、蚊にとっては恰好のすみかです。

雑草を刈り取って日当たりと風通しを良くし、蚊の居場所をなくしてしまいましょう!

庭作業の際は、刺されないよう長袖、長ズボン、軍手が基本です。

また、洋服の色にも注意してください。

蚊だけなく、スズメバチやミツバチも黒いものによってくるので、色の濃い洋服は着ないようにしましょう。

庭に虫除けハーブを植える

虫除けハーブのローズゼラニウム

出典;https://store.shopping.yahoo.co.jp

除虫効果のあるハーブがあります。

よく知られているのは「ペパーミント」「レモングラス」「ラベンダー」「ローズマリー」「ローズゼラニウム」などです。

しかし残念ながら、植えるだけで虫除け効果のあるハーブはほとんどないと言われています。

ただ唯一、植えるだけで効果が期待できるとされている数少ないハーブが「ローズゼラニウム」です。

ローズゼラニウムは、「虫除け草」と呼ばれるセンテッドゼラニウムの中でも、最も虫除け成分のあるゼラニウムです。

初心者でも育てやすく、鉢植えでも、地植えでも育てることができます。

効果のほどは?

殺虫効果はありませんが、蚊、ブヨ、ゴキブリなどの害虫をローズゼラニウムの強い香りで遠ざけることができます。

化学薬品を使った虫除けよりは効き目はマイルドです。

ローズゼラニウムが虫を除けるのは、自然界で生き抜くための忌避きひ効果です。

網戸のないヨーロッパでは、ローズゼラニウムを窓際で育てて、インテリアを楽しみながら虫除けにも役立てています。

ただの虫除けだけでなく、爽やかな香りで可愛らしいインテリアとしても楽しめるローズゼラニウムは、非常におすすめです。

自然の香りを利用した虫除けは、赤ちゃんやペットのいる家庭でも、安心して使えるね。

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蚊の対策方法【屋内・お部屋編】

蚊取り線香ブタ

蒸し暑い夏は、窓を開けて過ごす時間も多くなる季節です。

しかし、厄介な蚊も招き入れてしまうのも不安ですよね。

そのためにも、部屋の中での蚊の対策方法をご紹介します。

蚊の発生源がないかチェック

洗ったペットボトル資源ゴミ

屋外でも水たまりをなくす対策は欠かせませんが、家の中でも油断は禁物です。

花瓶に古い水が入っていないか、植木鉢の受け皿に水がたまっていないかなど、チェックしてみましょう。

空き缶・空き瓶・飲み終わったペットボトルは、洗って濡れたままゴミ袋に入れていませんか?

水たまりでなく濡れたままの場所でも発生します。

こまめに片付けて清潔を保つことも、蚊の対策につながります。

窓から蚊を部屋に入れない

網戸の張り替え

蚊の侵入経路のほとんどは、「窓」です。

網戸の破れや外れ、傷みなどはないかチェックしてみましょう。

少しの穴なら、100均やホームセンターに簡単に直せるグッズが販売されています。

特に立てつけが悪いと、斜めになって大きな隙間が空いていることがあります。

ドライバー1本で調整できるタイプもありますので、必ず修理しておきましょう。

網戸には向きがある!

また、網戸を室内から見て左側にしている家は要注意です。

一般的な窓では、網戸を左にすると、網戸と窓の間に隙間ができる構造になっています。

その隙間から、蚊や小さな虫が入ってきます。

特に、窓を半開きにすると、もはや網戸の役割は果たせないほどです。

窓を開けるのは「鍵がついている方の窓」つまり右側が正解です。

玄関から蚊を部屋に入れない

玄関

蚊は、窓の隙間だけでなく、玄関の開け閉めのときにも入ってきます。

玄関は長く開けずにすぐに閉めるよう、家族でも呼びかけ合いましょう。

また、外出先で蚊をくっつけたまま帰宅し、一緒に家に入り込んでしまうケースは珍しくありません。

玄関の前では軽くはたいて、玄関のドアは素早く閉めるようにしましょう。

蚊は、少し涼しくなった夕方以降が一番活動するよ。
夕方からの家族の帰宅時間は、玄関に蚊よけグッズを活用しよう!

洗濯物と一緒に取り込まない

洗濯物

外で干している洗濯物に蚊がついていて、それを知らないまま取り込んでしまうこともよくあります。

家の中へ蚊が侵入すると、家の中で卵を産み付けられてしまうケースも少なからずあります。

洗濯物を取り込むのに、最も適している時間帯は、正午~午後3時頃までといわれています。

この時間帯は気温が高く、湿気が低いので、洗濯物がよく乾いて生乾きになる心配がありません。

さらに蚊が活発になる夕方前に取り込んでしまえるので一石二鳥ですね。

ただ仕事で外出していると、日中に取り込むのは難しいですよね。

そんな場合はベランダ用の薬剤を使用しましょう。

ベランダの柵や窓付近などに吊るすだけのもので、蚊の発生は少なくなります。

遅くに洗濯物を取り込むときは、蚊の集まるような不要な照明は消すようにしようね!

網戸に殺虫剤をスプレー

殺虫剤スプレー

予防のために、網戸に通常の殺虫スプレーを吹きかけても良いのですが、できれば「網戸専用」の殺虫スプレーを使った方が、より効果的です。

なぜなら、網戸専用の殺虫スプレーは撥水成分が含まれており、雨が降っても嵐がおきても、蚊の駆除効果が落ちることがありません。

すでに濡れている網戸にスプレーしてしまってもOKです。

特に「窓枠」も忘れずに吹きかけてください。

これで蚊は、網戸に触れることすらできなくなります。

扇風機をつける

扇風機

単純ですが、虫を追い払うための効果的な解決策は、扇風機です。

蚊の飛ぶ力は弱々しいため、扇風機の微風さえあればじゅうぶん追い払えるようです。

また蚊は、人間や動物の汗のにおいを感知しますが、扇風機の風がそれを消散させることができると、ニューヨークタイムズ紙が立派に報告しています。

単純な話ですが、昔ながらのローテクノロジーが蚊に効果的だったということですね。

足を除菌する

除菌シート

蚊は人の足の常在菌に反応して寄ってくる、という研究結果がテレビで放送されて話題になりました。

石鹸で足を洗ったり、除菌シートで拭いたところ、何もしなかったときに比べて、刺された数が1/3に減った、ということでした。

つまり、足を除菌してしまえば、蚊に刺されにくくなるようです。

効果が期待できるのは数時間ほどです。

帰宅後に足を洗うのは衛生上もちろんのこと、出かける前にも足を洗うことで、外で蚊に刺されにくくなります。

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蚊の対策方法【屋内・寝るとき編】

子ども睡眠

夜中に蚊の飛んでいる、あのプ~ンの音。

刺されそう・・・と思うと眠れなかったり、朝起きると刺されていることもありますよね。

ストレスになるあのうっとおしさは、今年こそ解消しましょう!

蚊帳を使う

なんとも昔ながらの方法ですが、蚊のいない蚊帳かやの中にいれば、人は安心して眠ることができます。

部屋に蚊がいてもベッドや布団の周りに蚊帳を設置すれば、しっかり中をガードしてくれます。

しかもエアコンの風が直接あたることもなく、あの不思議と落ち着く空間に、快適な寝心地が実感できるでしょう。

昔と違って今の蚊帳はインテリアにもなっていて、きっといつもより新鮮に感じると思います。

インテリアショップやホームセンター、通販でも購入できますので、ぜひお気に入りを探してみて下さい。

ハッカ油を使う

近年話題になっているのは、「ハッカ油」を使った部屋の虫よけ対策があります。

ハッカ油を、消毒用のエタノールで薄めてスプレーボトルへ入れます。

そのハッカ油スプレーを、寝る前に枕や布団に吹きかけます。

これで、夏の蒸し暑さをクールダウンさせる爽やかな香りとともに、部屋の蚊よけ対策になります。

ハッカ油スプレーの材料
  • ハッカ油・・・20~30滴
  • 無水エタノール・・・10ml
  • 精製水・・・90ml
  • スプレー容器・・・1つ

ハッカ油と無水エタノールを容器に入れ、よく混ぜ合わせたら、水をいれてさらに混ぜるだけで完成です。

精製水とハッカ油は「水と油」であまり混ざらないため、先に無水エタノールと混ぜ合わせるのがコツです。

直接肌に吹きかけたい場合は、ハッカ油は5適程度の薄いスプレーにしましょう。

蚊がいなくなるスプレーを使う

CMでお馴染みの、部屋にシュッとするだけで蚊がいなくなるという、あのスプレーです。

まるで透明の蚊帳の中にいるかのようなバリアを張ってくれるほどの効果を発揮してくれます。

即効性もあり、壁にとまっていた蚊も落ちていく様子が見られます。

寝室の蚊の対策グッズとしては、とにかく最強といえます。

もうこれさえあればあのプ~ンの嫌な音を聞くこともなくなるはずです。

ペットがいても大丈夫?

ペット(犬や猫など)がいる部屋でも使用できます。

アース製薬では、噴射するときはペットは室外に一度出し、噴射後しばらくしてから入室することをおすすめしています。

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バーベキューのときの蚊の対策方法は?

バーベキューコンロ

バーベキューなどの屋外レジャーでも、虫よけスプレーなどで蚊の対策をしてる方も多いのではないでしょうか?

ですが、やはり薬品を使っての対策は心配という声も多いですね。

特に肌の弱い小さなお子さんなどに使うには、ためらってしまうと思います。

そこでこの項では、薬品を使わない蚊の対策法をご紹介します。

蚊が活動する時間帯を避ける

バーベキュー外国

蚊も人と同じで、食事の時間がだいたい決まっています。

それはおおむね明け方と、夕方以降です。

バーベキューはこの時間帯を避けて行うようにすると、蚊に刺されることも減ります。

白くて、ふんわりした服を着る

ブラウス

前の章で、蚊は黒色(濃い色)を好む、ということをお伝えしました。

ですので、できるだけ白色(明色淡色)の服を着てお出かけしましょう。

また、たとえジーンズなどの分厚い生地だったとしても、ピッタリとしたラインの服は貫通して刺してくることがよくあります。

蚊に刺されないためには、やや余裕のあるフワッとした服装がおすすめです。

一般的には足が刺されやすいので、暑いですがサンダルではなく靴下をはくこともおすすめです。

風力で対策

うちわとすいか

蚊は軽くて飛行能力が低いので、ちょっとしたうちわの風でも飛ばされます。

ですので、うちわで仰ぐだけでも蚊の対策になります。

屋外専用の扇風機があれば、バーベキューやキャンプなど、長時間外で楽しむときに、とても役立ちそうですね。

蚊取り線香を使う

なんといっても昔から親しまれている定番「蚊取り線香」は信頼できます。

蚊取り線香の主成分「ピレスロイド」は化合物ですが、人体に影響しない成分で、害虫に対してのみ殺虫作用が発揮されます。

つまり、人が蚊取り線香の成分を吸い込んでも特に影響はなく、小さな赤ちゃんでも、妊婦さんでも大丈夫ですのでご安心ください。

どうしても気になる方のために、無添加にこだわった蚊取り線香も販売されていますので、お好きな方を選んでみて下さいね。

専用の携帯ケースに入れて持ち歩けるタイプもありますし、足元に置いておくのも効果的です

煙は上にあがっていくのと、蚊は足元を狙いやすいので、なるべく下の方に置くことをおすすめします。

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おわりに

家の中、家の庭、海、山など、どこに行っても現れ、手で払っても払っても、しつこくまとわりついてくる、煩わしい蚊!

しかし、家でできる対策は意外にたくさんあり、それぞれ実践していけば、驚きの効果が実感できるはずです。

今年の夏は、あの不快なプ~ンの音を聞かずに済むよう、しっかり対策をしていきましょうね。

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