2018年 秋の藤原まつり・日程や開催時間は?見どころや駐車場についても紹介します

世界遺産平泉を代表するお寺「中尊寺」「毛越寺」そして平泉の町内で、美しい紅葉の時期に合わせて「秋の藤原まつり」が開催されます。内閣総理大臣賞をはじめ数々の賞に輝いた素晴らしい菊が展示される「中尊寺菊まつり」も併せて楽しめます。今回はこの「秋の藤原まつり」をご紹介します。

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秋の藤原まつりとは?

秋の藤原まつり1
出典;http://www.chusonji.or.jp

平泉の文化は、平安時代に100年にわたり築き上げられたもので、その繁栄をもたらした藤原四代への追慕の祭りが「春」と「秋」に開催されます。これが「藤原まつり」です。

最も華やかなのは毎年5月に開催される「春の藤原まつり」で、毎年ゲストとして俳優やタレントが登場する「義経の行列」は、ニュースでも取り上げられています。

一方、今回ご紹介する「秋の藤原まつり」は、その華やかな賑わいから少し離れ、鮮やかに色づいた紅葉の庭で、ゆったりした平泉の秋の味わいを満喫できるお祭りです。

赤や黄に染まった美しい紅葉の下、優雅な「延年の舞」や、もみじの枝葉を手にしたかわいらしい稚児(ちご)行列や郷土芸能などが行われ、木々が織りなす秋の風情がひと際美しさを増します。

訪れた人は皆その絶景をカメラにおさめるなど、さわやかな秋風を感じながら楽しんでいます。

藤原まつりの歴史

平泉といえば、平安時代末期に奥州藤原氏の本拠地があった町として有名で、当時は平安京に次ぐ大都市として栄えていました。

しかしその勢力を脅威に感じた源頼朝が、三代藤原秀衡(ひでひら)のもとに身を寄せる弟義経の打倒を理由に、28万もの軍勢をして、全て壊滅させてしまったのです。

春と秋に催される藤原まつりは、仏土国という理想郷を建設した藤原四代を偲び、菩提(ぼだい)を弔うお祭りとして、今もなお継承され続けています。

2018年 秋の藤原まつりの日程・開催時間など

今年の秋の藤原まつりは、11/01(木),11/02(金),11/03(土・祝)の3日間行われます。

お祭りの簡単な情報をまとめました。

秋の藤原まつり(2018年)
日程 2018年11月1日(木)~11月3日(土・祝)
開催時間 10:00~15:00
開催場所 中尊寺、毛越寺、平泉駅前
料金 拝観料:中尊寺800円、毛越寺500円
住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202(中尊寺)
岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58(毛越寺)
マップ

【中尊寺】

【毛越寺】

お問合せ 0191-46-2110(一般社団法人 平泉観光協会)
公式HP http://hiraizumi.or.jp/event/index.html
駐車場 あり(収容台数:約800台/有料 )

雨天時の場合は?

小雨決行です。お天気が不安定な場合は雨具を持って行きましょう。濡れた板や石、水たまりなどが水鏡になり、思いがけず逆さ紅葉が楽しめますね。

天候によって、イベントの一部が中止になるなど予定の変更もありますので、不明な場合は問い合わせてみましょう!

問い合わせTEL:0191-46-2110(一般社団法人 平泉観光協会)

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秋の藤原まつりのイベント情報

秋の藤原まつりが開催される3日間の中で、中尊寺、毛越寺をはじめ、平泉駅前でさまざまなイベントが開催されます。

特に主要会場の「中尊寺」では、広い境内の各所で多くのイベントが行われます。
中尊寺の境内案内図」はこちらをご覧ください。

秋の藤原まつり中尊寺境内マップ
出典;http://www.chusonji.or.jp
画像クリックで拡大

11月1日(木)

時間 イベント 場所
10:00~ 藤原四代公追善法要 中尊寺
追善法要終了後
(10:30~)
稚児行列 中尊寺
10:00~ 藤原四代公報恩法要 毛越寺
10:00~15:00 郷土芸能
「行山流舞川鹿子躍」(一関)
平泉駅前 10:30~
毛越寺 12:30~
中尊寺(金色堂前) 14:30~

1日目は中尊寺において、男の子は金の烏帽子、女の子は金冠をかぶり、手にもみじの枝葉を持ったかわいらしい「稚児(ちご)行列」を見ることができます。
これにご詠歌衆、僧衆が続き、「本堂」から「金色堂」までの参道約300メートルを練行します。

11月2日(金)

時間 イベント 場所
10:00~15:00 郷土芸能
「行山流角懸鹿躍」(奥州市江刺区)
平泉駅前 10:30~
毛越寺 12:30~
中尊寺 14:30~
10:00~15:00 郷土芸能
「栗原神楽」(宮城県栗原市)
毛越寺 11:00~
平泉駅前 12:30~
中尊寺(本堂前) 14:30~

2日目は中尊寺にて、健康や長寿を願う「菊供養会」が営まれます。参拝者は菊を一輪を仏前に供え、
供えた代わりに、お加持された菊をいただくという、中国の故事にちなんだ行事です。

そのほか、中尊寺と毛越寺、駅前において郷土芸能の上演が行われます。

11月3日(土)

時間 イベント 場所
11:00~ 延年の舞「唐拍子・若女禰宜・老女・花折」 毛越寺
11:00~ 謡「鞍馬天狗・老松」
(二葉きらり園園児)
中尊寺
12:00~ 仕舞「雲雀山」(喜桜会)
素謡「小督」(〃)
13:30~ 半能「秀衡」
10:00~15:00 郷土芸能「行山流都島鹿踊」
(奥州市胆沢区)
平泉駅前 10:30~
毛越寺 12:30~
中尊寺(金色堂前) 14:30~
郷土芸能「達谷窟毘沙門神楽」(平泉町) 中尊寺(本堂前) 10:30~
平泉駅前 12:30~
毛越寺 14:30~

お祭りの3日目は、中尊寺と毛越寺の境内で郷土芸能の団体が集い、時間を分けて演舞が披露されます。

特に毛越寺で行われる「延年の舞」は国内では大変貴重で、国の重要無形民俗文化財に指定されている古典芸能です。これを見たさに秋の藤原まつりは多くの観光客が訪れ、優雅なひとときを楽しんでいます。

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「中尊寺」「毛越寺」の拝観料とは?

会場となる「中尊寺」「毛越寺」に入るには拝観料が必要です。

  • 中尊寺:大人800円・高校生500円・中学生300円・小学生200円
  • 毛越寺:大人500円・高校生300円・小中学生100円

いずれも秋の藤原まつり開催中は、8:30分~17:00までの拝観時間となっています。

秋の藤原まつりの見どころは?

秋の藤原まつりの見どころを紹介します。

まずは秋の藤原まつりの動画を見てみましょう。

かわいらしい稚児行列

秋の藤原まつり稚児行列
出典;http://www.geibikei.co.jp

男の子は金の烏帽子、女の子は金冠をかぶり、手にもみじの枝葉を持ったかわいらしい「稚児(ちご)行列」は人気ですね。

これに鐘や鈴で優しい音色をたて歌をするご詠歌衆、僧衆が続き、「本堂」から藤原3代の棺が納められている「金色堂」までの参道約300メートルを練行します。

色とりどりの紅葉を背景に、華やかな衣装を身に着けた子供たちが愛らしい笑顔を振りまき、参拝者の目を楽しませてくれます。

貴重な古典芸能「延年の舞」

秋の藤原まつり延年の舞
出典;https://www.iwanichi.co.jp

延年とは「長生きをする」という意味で、850年の開山以来毛越寺に継承される「長寿」を意味する伝統芸能です。

平安中期に起こり、鎌倉・室町時代に盛行したもので、曲目は多彩ですが「毛越寺の延年」ほど整った形で伝え残されているものは、全国でもほかに例がないといわれている大変貴重なものです。

このことから国の重要無形民俗文化財にも指定され、21世紀における浄土思想を伝えるものとして認められています。

唯一当時を残す「金色堂」

秋の藤原まつり中尊寺金色堂

藤原文化の象徴といえる金色堂は必ず見ておきたいですね。

奥州藤原氏初代となる、藤原清衡が15年の歳月を費やして建造したもので、藤原三代の棺が納められています。

堂の内外や床板、屋根にまで漆塗りの上に金箔が押され、柱や須弥壇(しゅみだん)には、金銀珠玉も贅沢に使われているなど、国宝建造物第一号として注目されています。

大きな戦いで家族をなくした藤原清衡が、戦いで亡くなってしまった全ての人々や生き物の御魂を極楽浄土に導き、この地方に平和をもたらすべく切実な思いで建立したもので、数ある中尊寺の堂塔の中でもとりわけ意匠が凝らされています。

その後火災により堂塔は消失しましたが、この金色堂と経蔵だけが今も残されています。

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中尊寺菊まつりも楽しもう

秋の藤原まつり中尊寺菊まつり
出典;https://www.iwanichi.co.jp

秋の藤原まつり開催中、中尊寺境内の本堂前を中心に「中尊寺菊まつり」も行われています。

本堂前や境内参道、金色堂前広場などに県内の菊愛好者らが丹精込めて育てた菊の大輪や盆栽菊などがずらりと立ち並び、千輪咲、懸崖、盆養、盆栽など、さまざまな菊花が咲き競っています。さらにお堂や仏塔も菊で飾られおり、華やかな光景が広がっています。

内閣総理大臣賞をはじめ数々の賞に輝いた素晴らしい菊と、秋の藤原まつりのセットで楽しめるのは嬉しいですね。

開催期間:2018年10月20日(土)~11月15日(木)

服装について

秋の藤原まつり中尊寺月見坂

中尊寺に行くには「月見坂」という坂道を登って行くアクセス方法になると思います。月見坂入り口から中尊寺まで、約800メートルほどあり、所々には休憩スペースもあるのですが、一部急な上り坂や階段などもあります。

なので中尊寺に行くなら、歩きやすい服装や靴で行かれることをおススメします。

月見坂は自然豊かで、多くの森林、美しい紅葉の山々を見ることができます。途中にはお土産や飲み物などを販売しているお店がありますから、そこで一休みしながら、ゆっくり上を目指すというのもいいかもしれませんね。

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アクセス・駐車場について

電車の場合

JR「平泉駅」で下車して下さい。

中尊寺へは徒歩30分(2.2km)

毛越寺へは徒歩12分(900m)

平泉町巡回バス『るんるん』に乗って行こう!

平泉駅から「中尊寺」「毛越寺」を経由する、平泉町巡回バスが随時運行しています。
これに乗ると平泉の観光地をぐるりと巡回でき、大変便利です。

秋の藤原まつり巡回バス
出典;http://hiraizumi.or.jp
画像クリックで拡大

平泉駅から毛越寺までは3分、中尊寺の月見坂入り口まで10分程度で行けるそうです。

  • 運賃
    1回の乗車券:大人150円(小人80円)
    1日フリー乗車券:1日何回乗っても400円
  • 運行時間
    平日は30分おき、土日祝日はおよそ15~20分おきに出ています。

レンタサイクルを借りよう!

平泉駅を降りるとすぐ、レンタサイクルを借りる事ができます。

平泉はきつい坂もなく、秋の藤原祭りの行われる中尊寺や毛越寺以外にも、周辺に様々な史跡などが集まっているので、駐車場などを考えなくてもいい自転車はとても便利ですよね。

レンタサイクルを借りてさわやかな秋風を感じ、黄金色に染まる田園風景を眺めながら自転車で平泉を巡ってみるのは、とても気持ちが良いのでおススメします。

平泉駅から毛越寺までは5分、中尊寺の月見坂入り口まで10分程度で行けるそうです。

  • 料金:2時間500円 以降1時間毎に200円 1日1,000円
  • 営業時間:9:00~16:00

車の場合

  • 関東方面から
    「浦和IC」→東北自動車道(約4時間30分)→「平泉前沢IC」→国道4号線(約10分)→「中尊寺」
  • 仙台から
    「仙台宮城IC」→東北自動車道(約1時間)→「平泉前沢IC」→国道4号線(約10分)→「中尊寺」
  • 盛岡から
    「盛岡IC」→東北自動車道(約50分)→「平泉前沢IC」→国道4号線(約10分)→「中尊寺」
  • 秋田から
    「秋田中央IC」→秋田自動車道(約1時間30分)→「北上JCT」→東北自動車道(約20分)→「平泉前沢IC」→国道4号線(約10分)→「中尊寺」

秋の藤原まつりが開催される「中尊寺」「毛越寺」には、それぞれに専用駐車場があります。駐車場も満車になることが多いですが、わりと頻繁に出入りがあるそうです。しかし早めに現地に行かれたほうがいいでしょう。

「中尊寺」の駐車場について

月見坂の入り口付近にある「第1駐車場」は中尊寺メインの指定駐車場です。ここには岩手県の名産が食べられる飲食店や、岩手県の銘品も豊富に販売されているお土産屋さんもあり、人気の駐車場です。

平泉町営中尊寺第1駐車場
会場まで 中尊寺まで徒歩 約10分(約650m)
営業時間 3月~11月 8:30~17:00
12月~2月 8:30~16:30(年中無休)
住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関34-2
マップ
収容台数 148台
料金 普通車:400円 自動二輪:50円

中尊寺「第2駐車場」は広々していて、収容台数が多いのが魅力です。場所は平泉文化史館の向かい側にあり、この第2駐車場から中尊寺に行くには、月見坂を通らずに「赤堂稲荷大明神」に行くアクセス方法もあります。

平泉町営中尊寺第2駐車場
会場まで 中尊寺まで徒歩 約14分(約850m)
利用時間 3月~11月 8:30~17:00
12月~2月 8:30~16:30
(12月〜3月は不定期休日あり)
住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉字坂下29-9
マップ
収容台数 322台
料金 普通車:400円 自動二輪:50円

「毛越寺」の駐車場について

毛越寺の隣にある「毛越寺駐車場」は平泉で一番大きい駐車場です。バスの停留所やトイレ、お土産屋さん、観光案内所もあり、毛越寺へのアクセスも近いので大変便利です。中尊寺の駐車場を利用すると毛越寺の駐車場料金が100円割引になるので、もしお時間に都合がつくなら先に中尊寺を観光してから毛越寺を訪ねると良いと思います。

平泉町営毛越寺駐車場
会場まで 毛越寺まで徒歩 約3分(約200m)
利用時間 8:30〜17:00(年中無休)
住所 平泉町平泉字大沢61-2
マップ
収容台数 330台
料金 普通車:300円 自動二輪:50円

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まとめ

平泉で行われている「秋の藤原祭り」。
紅葉の色付きが進むこの時期は、一層幻想的な空間に変わり、
春と秋、季節によって様々な表情を魅せてくれますね。

気候も穏やかで訪れるには最高の季節です。

ぜひ、楽しんで来てくださいね。