現金書留とは?送り方は意外と簡単!料金や安く送る方法も紹介!

現金を送りたい場合は「現金書留」を利用します。

ご祝儀や香典などを送るときにも便利ですので、どんなサービスなのか知っておきたいですね!

今回は、郵便局のサービス「現金書留」の送り方や、気になる料金などもご紹介したいと思います。

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現金書留とは?

現金書留とハンコ

現金を郵便で送りたいけど、万が一届かなかった・・・なんてことを考えると怖いですよね。

そんなときのための「現金書留かきとめ」です。

現金書留の基本的なサービスは以下の3つです。

  • 損害要償額内で「実損額」を賠償
  • 追跡サービス
  • 対面手渡し

万が一届かなかった場合、あなたが郵便局で指定した「損害要償額そんがいようしょうがく」内で、実損額を賠償してくれます。

さらに、引き受けから配達まで、オンラインで配達状況を知らせてくれるので、送る側はもちろん、受け取る側も安心することができます。

到着すると郵便屋さんは相手先のポストには入れず、対面手渡しをしてくれます。

また土日祝日も配達してくれますので、急いで送りたいときも便利ですね。

専用の封筒が少し大きめなので、ご祝儀などののし袋もそのまま入るようになっています!

普通郵便で現金を送ることは「法律違反」になってしまいます。これは郵便法第17条にて定められていますので注意しましょう。

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現金書留の料金はいくら?

ブタの貯金箱

現金書留の気になるお値段です。

あなたの1つの選択肢で料金が変わりますので、一度考えてみましょう!

料金は「損害要償額」によって変わる

料金は、あなたが指定する「損害要償額そんがいようしょうがく」によって変わります。

損害要償額とは、万が一配送中のトラブルで「送った現金が紛失した」なんてときに、賠償してもらえる(返してもらえる)金額です。

損害要償額は、あなたが送る現金と同額にしても良いですし、少なくてもそこは自由です。

最高で50万円まで申し込むことができますが、特に指定がない場合は、1万円に設定されます。

【損害要償額 1万円】手数料 480円

※さらに5,000円ごとに+11円(上限50万円)

損害要償額を大きくすればするほど、現金書留料金も上がっていきます。

安全面をとるか、安さをとるかという選択になりますね。

例えば極端に言うと、100万円の現金書留を送るのに損害要償額を1万円にしたらリスクが高すぎますが、安さか安全かのバランスをもとに、よく考えてみて下さいね!

現金書留の料金の一例

現金書留を送るには、「切手代・手数料・封筒代」がかかります。

例1)損害要償額1万に指定した場合

小サイズの封筒

定形郵便110円+手数料480円+封筒代21円=611円

大サイズの封筒

定形外郵便140円+手数料480円+封筒代21円=641円

例2)損害要償額3万に指定した場合

小サイズの封筒

定形郵便110円+手数料524円+封筒代21円=655円

大サイズの封筒

定形外郵便140円+手数料524円+封筒代21円=685円

※2024年11月現在の料金です

専用封筒には定形郵便で送れる小サイズと、定形外郵便で送る大サイズの2種類の封筒がありますが、どちらも売価21円です。

ご祝儀袋ごと送る場合は、普通のものなら小サイズで入りますが、大きめで豪華なのし袋だと小サイズではきついです。

また定形郵便は厚さが1cmまでですのでご注意下さい。

 

最新の運賃表は日本郵便のこちらのページでご覧になれます。

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現金書留を少しでも安く送るには?

お金を貯金

現金書留は最低でも611円はかかることがわかりました。

そこで、少しでも安く送るために、経済面で見た現金書留の利用の仕方をご紹介したいと思います。

損害要償額を1万円に指定しておく

損害要償額は万が一のトラブルに備えた保障ですから、金額はこちらで自由に設定できます。

損害要償額を最低額の1万円にしておけば、手数料は480円で済みます。

しかし、10,000円を超えると5,000円ごとに10円の料金が加算されていきます。

もし高額なお金を現金書留で送る場合なら、それなりの金額で備えておいたほうが当然安心です。

安さをとるか、安全をとるかのバランスは十分に考えて設定してみて下さい。

オプションはつけない

現金書留には、いくつかオプションがあります。

併用可能な主なオプションと、その料金は以下の通りです。

  • 速達・・・・・・・・・・300円
  • 配達日指定・・・・・・・平日42円・日祝日270円
  • 配達時間帯指定郵便・・・440円
  • 配達証明・・・・・・・・350円
  • 本人限定受取・・・・・・270円

※2024年11月現在の料金です

現金書留には速達もできますが、通常でも現金書留はほぼ翌日には配達されますし、土日祝日も配達してくれます。

よほど急ぐ事情がなければ、速達を付けるメリットはあまりないと言えます。

また、現金書留はオンラインで追跡できますので、配達証明をつけなくても良さそうです。

送料を切手で支払う

郵便局では、現金書留の送料のみ切手で支払うことができます。

もし家に切手が余っていれば、それを使って送料を節約することができますね。

また、オークションや金券ショップで切手を安く手に入れることができますので、それを利用するのも一つの手ですね。

小銭は入れない

封筒に小銭を入れると、当然重みが増していき、送料が加算される可能性があります。

  • 送料110円(~50g)
  • 送料180円(~100g)

※2024年11月現在の料金です

少しでも節約するなら、封筒の中身はお札のみにして、中身が重くならないように工夫して見て下さいね。

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現金書留の送り方

多摩郵便局

現金書留の送り方はとっても簡単です。

郵便局に行ったらそのまま全工程を済ませるのが、最も効率的です

現金書留の送り方
  • STEP1
    郵便局の窓口に行く

    「現金書留を送りたい」と言いましょう。

  • STEP2
    現金書留封筒がもらえるので宛先の記入

    「受取人」と「差出人」の情報を記入します。電話番号もです。

  • STEP3
    封筒に現金入れる

    ご祝儀袋ならそのまま入れましょう。

  • STEP4
    封入する

    封筒の後ろに封の仕方が書かれています。
    難しくありません。手順通りに封をしましょう。

  • STEP5
    封じ目に割り印を押すか署名する

    封じ目に○が3つ描かれていますので、そこに割り印を押すか署名して下さい。

  • STEP6 FINAL!
    郵便局の窓口に持って行く

    窓口に「できました」と言って持って行ましょう。
    その際に「内容金額」を聞かれると思いますので、把握しておくようにしてください。
    料金を支払い、控えと領収証書をもらえば完了です!

郵便局員さんが親切に教えてくれます。

平日に窓口に行くのが難しいのであれば、ゆうゆう窓口でも受け付けてくれます。

コンビニやポストからは送れませんのでご注意下さい。

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現金書留はどのくらいで届くの?

お彼岸カレンダー

現金書留を無事に送れたら、いつ相手に届くのか気になりますよね!

基本的には、送るのが午前中でも午後であっても、翌日に届くことがほとんどのようです。

ただし、自分か相手が離島にある場合はその限りではありません。

遠方に現金書留を送るなら、遅くとも3日以内には届くと考えると良さそうです。

送る際に窓口で「いつ頃届きますか?」と聞くと、すぐに調べてくれますので、聞いてみるのが一番確実ですね。

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届いたかな?追跡サービスを利用しよう!

パソコンとスマホ

あなたが出した現金書留がお届け先に配達されているか、オンラインで調べることができます。

窓口で発送の手続きが終わると控えをもらうと思いますが、ここにお問い合わせ番号が記載されています。

日本郵便のこちらの個別番号検索のページでお問い合わせ番号を入力し、現在の状況を確認してみましょう。

ちなみに送り先にもこのお問い合わせ番号を知らせておけば、相手も現在の配達状況がわかりますので、お互い安心ですね!

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おわりに

現金書留の送り方は意外と簡単!

ご祝儀や香典などを送りたいときやいざというときに、現金書留はとても便利なサービスです。

普通の郵便よりも高くついてしまいますが、補償もつきますし、手紙などと一緒に送ることもできますので、知っておくと今後の役に立ちそうです。

郵便局の窓口でも教えてくれますので、ぜひ利用してみて下さいね!

 

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