雨で靴が濡れちゃったけど、明日も履かなければいけない。
それなら、一刻も早く乾かしたいですよね!
濡れた靴を短時間で乾かすのは至難の業ですが、いざという時に早く乾かす方法を知っておくことは、今後も役立つはずです。
今回は、雨で濡れてしまった靴をなるべく早く乾かす方法について、ご紹介します。
雨で濡れた靴は「洗ったほうが良い」理由
いくら傘をさしていても、靴の内部まで濡れてしまうこと、よくありますよね。
それをそのまま自然乾燥させている方も多いのではないでしょうか?
ちょっとの濡れ方なら問題はありませんが、中にまで雨が浸透したような靴は、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
靴の内部には、人間の汗や皮脂、アカといった汚れが多く付着しています。
そこに、湿度や温度などの条件がそろったときに雑菌の繁殖が盛んになります。
また雑菌は濡れた靴の水分を餌にし、そのときに出す排せつ物が、あの独特のニオイを発生したりもします。
つまり、雨で濡れたなら、まずは靴を洗うことが第一で、乾かすのはそれからだと考えたほうが良さそうですね。
靴は洗濯機で洗える
スニーカーなどの布製の靴は、洗濯機でも洗うことが可能です。
欧米では普通のことであり、日本でも子育て家庭の方々が多く実践しています。
洗濯機で靴を洗うことに抵抗がある方は、コインランドリーにて靴専用洗濯機を使う方法もあります。
酵素系漂白剤で靴の「殺菌・漂白」もできる!
しばらく靴を洗っていなかった場合は、この機会に「酵素系漂白剤」で殺菌・漂白することもおすすめです。
漂白剤と言っても、「酵素系」なら色柄ものでも問題ありません。
酸素系漂白剤大さじ2杯程度をバケツに入れ、40℃程度のお湯で溶かし、その中に靴を30分ほど漬け込むだけでOKです。
よくすすいで洗濯機の脱水機能で靴の水分を飛ばしたら、乾燥の作業にかかりましょう!
濡れた靴を早く乾かす4つの方法
濡れた靴は洗って、洗濯機で脱水。
その後は時間をかけずに速やかに乾燥できたら完璧ですよね。
この項では、濡れた靴を素早く乾かす方法を厳選してご紹介します。
①新聞紙で乾かす
出典;https://twitter.com
新聞紙さえあればできますし、靴を乾かすときの基本になるので、最初に覚えておきましょう。
ポイントは、こまめに新聞紙を取り替えることです。
つまり詰めているだけでは乾き切らないので、注意してくださいね。
新聞紙がないときはキッチンペーパーで代用することも可能です。
靴ハンガーがなければ、つま先を下にして、壁に立てかけておきましょう。
これだけでも早く乾くけど、他の方法と合わせることで、濡れた靴をもっと早く乾かすことができるよ!
②使い捨てカイロを入れる
使い捨てカイロをキッチンペーパーで包み、靴の中に入れて下さい。
あとは、そのまま放置しておくだけ。6時間程度あれば乾いています。
使い捨てカイロは、中の鉄剤が水分に反応して発熱する作用があります。
さらに発生した熱で蒸発させて乾かしてくれるので、実はとても効率的な方法なのです。
ただあまりにも靴が濡れている場合は、上記の「新聞紙」の要領である程度水分を取ってから、カイロを入れてみてね。
動画での説明はこちらです。
※念のため、時々靴の状態(濡れ具合)を確認しておくことをおすすめします。
③ドライヤーを当てる
もうちょっと早く乾かしたいときは、ドライヤーをかけましょう。
当然、温風のほうが早く乾くのですが、変形したり、接着面が溶けて剥がれてしまうおそれもあります。
30cm以上離して、様子を見ながら使用してください。
本来の場合は、時間がかかっても冷風を使用するのが賢明です。
冷風なら、靴の近くで風を当てても大丈夫です。
④靴専用乾燥機を使う
お近くのコインランドリーに、「靴専用の乾燥機」が置いているかもしれませんので、確認してみましょう。
靴専用の乾燥機なら、靴に適した温風で素早く乾かしてくれます。
ちなみに家庭用の靴乾燥機も販売されていますので、この機会に購入しておけば、季節・天気・時間も一切関係なく、最速で乾燥させることが可能になりますね!
おわりに
事前に防水スプレーなどで対策してたとしても、不意に靴が濡れてしまうものですよね。
濡れたまま靴を履くのは不快ですし、長時間濡れた状態が続くと、衛生面でのトラブルが心配です。
そうならないためにも、濡れた靴はなるべく早く乾かすよう、今回ご紹介した方法を、ぜひ試してみてくださいね。