青森県八戸地方に伝えられる、春を呼ぶ行事「八戸えんぶり」。五穀豊穣の願いを込めて踊りの大集団が町を行く姿には、目を引き付けられますね!
今回は、みちのく五大雪まつりの1つ「八戸えんぶり」についてご紹介していきます。
八戸えんぶりとは?
出典;https://www.tohokukanko.jp
「えんぶり」とは、その年の豊作を祈るために行われる田植え踊りの一種です。
青森、宮城、山形、岩手、福島(秋田を除く東北5県)などで古くから伝わる伝統芸能で、雪国ならではの豊作への祈りが込められています。
冬の間眠っている田の神を呼び覚まし、春の訪れと五穀豊穣を願う行事として受け継がれてきました。
なかでも青森県八戸市の「八戸えんぶり」は特に盛大で、他の地域とは趣の異なる田植え祭りとして知られています。
約3~5人の踊り手と囃子方、唄い手など計20~30人で構成される「えんぶり組」(約33組)が、長者山の新羅神社で豊作を祈願したのち、市内各所で華やかに舞を披露します。
主役を務める「太夫」が、農耕を支える馬を象徴する大きな烏帽子をかぶり、雪の中で優雅に舞う姿は八戸えんぶりならではの見どころです。
この八戸えんぶりは、国の重要無形民俗文化財に指定されており、「みちのく五大雪まつり」にも数えられています。
まだ雪の残る季節に行われるこの祭りには毎年30万人以上が訪れ、白い息を吐きながら一足早い春の訪れを感じています。
八戸えんぶりの歴史
出典;https://hachinohe-toshiken-iju.com
八戸えんぶりの歴史は非常に古く、約800年に及ぶ伝統を持ちます。
その起源については諸説あり、伝説も交えてさまざまな説が伝えられています。
たとえば、根城南部の祖・南部実長の作男頭の演技に始まったという説や、南部の大祖・南部光行の入部伝説に由来するといわれる説、さらには源義経が蝦夷地へ落ちのびた際、その一行がこの地で農民たちを励ますために舞を披露したという説などがあります。
しかし、稲作の伝来にともなって豊作を祈る「予祝行事」として生まれたと考えるのが最も自然でしょう。
もともとは豊作を願う小正月の行事でしたが、次第に新羅神社の豊年祭として定着し、明治時代の旧暦廃止を経て、現在の時期に行われるようになりました。
江戸時代の随筆家・菅江真澄は著書『奥の手風俗てぶり』の中で八戸のえんぶりについて触れ、当時は女性が男装して踊っていたと記しています。
そのため、えんぶりは長く男性的な芸能と考えられてきましたが、昭和49年には八戸で女性によるえんぶりが再び披露され、多くの人々に新鮮な驚きを与えました。
明治初期にはおよそ120組もの「えんぶり組」が活動していたといわれますが、現在では約33組にまで減少しています。
それでも、その舞の迫力や美しさは今も健在で、各地区のえんぶり組が師匠から弟子へと技を継承し、八戸の人々にとってかけがえのない誇りとして守り続けられています。
2026年 八戸えんぶりの日程・開催時間など
今年の八戸えんぶりは、
2月17日(火)〜20日(金)の4日間行われます。
お祭りの簡単な情報をまとめました。
| 八戸えんぶり(2026年) | |
|---|---|
| 日程 | 2026年2月17日(火)~20日(金) ※毎年同日 |
| 開催時間 | ・えんぶり行列・一斉摺り:17日10:00~ ・御前えんぶり:17日12:15~ ・えんぶり一般公開:19日~20日13:00~/14:00~ |
| 開催場所 | 八戸市中心街、八戸市庁前市民広場 ほか |
| 料金 | 無料(一部有料) |
| 住所 | 青森県八戸市内丸 |
| お問合せ | 0178-70-1110(一般財団法人 VISITはちのへ) |
| 公式HP | VISITはちのへ |
| 駐車場 | なし(近隣の有料駐車場利用 ) |
▼会場周辺の地図はこちらです。
八戸えんぶりの会場マップ
2026年の会場案内図はこちらをご覧ください。
出典;https://visithachinohe.com
八戸えんぶりの期間中は、市庁前市民広場、八戸市公民館、更上閣など市内各所で公演が行われます。
雨天時の場合は?
小雨決行です。お天気が不安定な場合は雨具を持って行きましょう!
荒天の場合は中止や、スケジュールの一部が変更となる場合がありますので、お天気によってはお出かけ前にお問い合わせください。
TEL:0178-70-1110
八戸えんぶりのイベント情報
2026年の会場案内図はこちらをご覧ください。
出典;https://visithachinohe.com
上の会場案内図を参考に、その多彩な行事を見に足を運んでみましょう。
八戸えんぶりが行われる4日間の主なスケジュールを以下にまとめました。
2月17日(火)
| 時間 | イベント名 | 内容 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 7:00~ | 奉納摺り | その年の豊作を祈願し、神前で最初に舞を披露します。 | 長者山新羅神社 |
| 8:00~9:00 | えんぶり撮影会 | 境内に集まった各組の太夫(踊り手)を間近で撮影できます。 | 〃 |
| 10:00~ | えんぶり行列 | 30数組のえんぶり組が中心街を練り歩く華やかなパレードです。 | 長者まつりんぐ広場~八戸市中心街 |
| 10:40~11:20 | 一斉摺り | 全組が中心街に一堂に会し、一斉に舞を披露する圧巻の見どころです。 | 八戸市中心街 (ヤグラ横町・十六日町・六日町・三日町・十三日町) |
| 行列終了後 | 参拝 | 各組が順次神社を訪れ、拝殿にて舞を奉納します。 | 三八城神社 |
| 12:15~ | 御前えんぶり | かつての殿様(南部藩主)に見せるための伝統的な舞を披露します。 | 八戸市庁本館前市民広場 |
| 13:00~16:30 | えんぶり公演(有料) | ステージ上で解説を交えながら、じっくりと各組の舞を鑑賞できます。 | SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂) |
| 13:30〜 15:00〜17:00〜 | マチニワえんぶり公演 | 屋内開放型広場で、天候を気にせず間近に舞を楽しめます。 | 八戸まちなか広場「マチニワ」 |
| 17:00~18:10 19:15~20:20 | お庭えんぶり(有料・要予約) | 豪商の邸宅だった名建築の庭園で、甘酒を飲みながら鑑賞します。 | 更上閣 |
| 17:00~17:45 | ふるさとの歌ステージ | 地元の民謡や歌のステージが行われ、夜の部の雰囲気を盛り上げます。 | 八戸市庁本館前市民広場 |
| 17:45~ | かがり火点火 | 夜の部の開始を告げる、かがり火への点火式です。 | 〃 |
| 18:00~ 19:00~ 20:00~ | かがり火えんぶり | 闇の中に炎が揺らめく幻想的な雰囲気の中で舞が行われます。 | 〃 |
💡 ここがポイント!
特に「一斉摺り」は非常に混雑しますが、八戸えんぶりのエネルギーを一番感じられる瞬間です。
また、夜の「かがり火えんぶり」は昼間とは打って変わって幻想的なので、防寒対策をしっかりして見に行かれることをお勧めします。
2月18日(水)
| 時間 | イベント名 | 内容 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 11:00~12:00 | 史跡根城えんぶり | 日本100名城にも選ばれている根城跡を背景に、情緒あふれる舞を楽しめます。 | 史跡根城の広場 |
| 12:00~ 17:00~ | マチニワえんぶり公演 | ガラス張りの開放的な空間で行われる公演です。 街歩きの合間に気軽に立ち寄れます。 | 八戸まちなか広場「マチニワ」 |
| 13:00~16:30 | えんぶり公演(有料) | 複数の組による本格的な舞を、ホールの快適な環境でじっくり解説付きで鑑賞できます。 | SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂) |
| 13:30〜 | 美術館えんぶり公演 | アート空間「ジャイアントルーム」で、現代的な雰囲気と伝統芸能のコラボを楽しめます。 | 八戸市美術館 |
| 17:00~18:10 19:15~20:20 | お庭えんぶり(有料・要予約) | 明治期の邸宅の庭園にて、かがり火に照らされた舞を甘酒・せんべい汁と共に堪能します。 | 更上閣 |
| 17:00~18:00 | ふるさとの歌ステージ | 八戸の情緒豊かな民謡などのステージが披露され、夜の祭演を彩ります。 | 八戸市庁本館前市民広場 |
| 18:00~ 19:00~ 20:00~ | かがり火えんぶり | 燃え盛るかがり火の光と影が、太夫の烏帽子を鮮やかに浮き彫りにします。 | 〃 |
📌 補足情報
「史跡根城えんぶり」や「美術館えんぶり」は、場所のロケーションが素晴らしく、写真映えするスポットとしても人気です。
特に根城は、天気が良ければお城の復元建築とえんぶり組の衣装が非常に美しく調和します。
2月19日(木)
| 時間 | イベント名 | 内容 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 11:00~12:00 | 史跡根城えんぶり | 復元された中世の城郭をバックに、歴史の息吹を感じながら舞を鑑賞できます。 | 史跡根城の広場 |
| 12:00~ 17:00~ | マチニワえんぶり公演 | 中心街のシンボル的な広場で、買い物や観光のついでに気軽に立ち寄れるステージです。 | 八戸まちなか広場「マチニワ」 |
| 13:00~ 14:00~ | えんぶり一般公開 | 市庁前の広場にて、各組が伝統の舞を披露します。屋外で活気ある演舞を楽しめます。 | 八戸市庁本館前市民広場 |
| 17:00~18:10 19:15~20:20 | お庭えんぶり(有料・要予約) | 格式ある名建築の庭園を舞台に、幻想的な雰囲気の中で特別なひとときを過ごせます。 | 更上閣 |
| 17:00~18:00 | ふるさとの歌ステージ | 夜のえんぶりが始まる前のひととき、郷土芸能や民謡の調べを楽しめます。 | 八戸市庁本館前市民広場 |
| 18:00~ 19:00~ 20:00~ | かがり火えんぶり | 夜の闇にかがり火が赤々と燃える中、勇壮でダイナミックな舞が披露されます。 | 〃 |
💡 ここがポイント!
この日だけの「えんぶり一般公開」は、予約不要でふらりと立ち寄って見ることができるため、地元の熱気を肌で感じるのに最適です。
また、市庁前広場は「ふるさとの歌」から「かがり火えんぶり」まで連続して催しがあるため、夕方からじっくり腰を据えて楽しむのもおすすめです。
2月20日(金)
| 時間 | イベント名 | 内容 | 場所 |
|---|---|---|---|
| 12:00~ 17:00~ | マチニワえんぶり公演 | 中心街の全天候型広場にて、間近で迫力ある演舞を鑑賞できます。 | 八戸まちなか広場「マチニワ」 |
| 13:00~ 14:00~ | えんぶり一般公開 | 市庁前のオープンな空間で、各組が伝統の摺りを披露する青空公演です。 | 八戸市庁本館前市民広場 |
| 17:00~18:10 19:15~20:20 | お庭えんぶり(有料・要予約) | 最終夜の静寂の中、ライトアップされた庭園で味わう至高の伝統芸能体験です。 | 更上閣 |
| 17:00~18:00 | ふるさとの歌ステージ | 祭りのフィナーレに向けて、八戸の情緒あふれる歌声が会場を包みます。 | 八戸市庁本館前市民広場 |
| 18:00~ 19:00~ 20:00~ | かがり火えんぶり | 4日間の締めくくり。夜の闇に舞う烏帽子と火の粉が、祭りの終演を華麗に彩ります。 | 〃 |
📌 補足情報
最終日は、市庁前市民広場での催しが充実しています。
特に「かがり火えんぶり」の最終回(20:00〜)は、4日間の祭りの余韻を惜しむような独特の熱気に包まれます。
八戸えんぶりの見どころは?
八戸えんぶりの見どころについてご紹介します。
まずは、その独特な世界観が伝わる動画をチェックして、予習を始めましょう!
八戸独特の衣装と「太夫(たふ)」の舞

「えんぶり」という名は、田をならす農具「杁」からきています。
かつてはこの農具を手に持って舞ったと言われていますが、現在は鳴り物のついた棒(ジャンギなど)に形を変えています。
その中でも見どころは、舞い手である「太夫」が被る巨大な烏帽子です。
💡 ここがポイント!
烏帽子は神が宿る芸術品
和紙と漆で仕上げられた烏帽子には、鶴亀や恵比寿など縁起の良い絵が描かれ、その「たてがみ」には田の神が降りてくると信じられています。
雪中の演舞
勇壮な烏帽子を振り乱し、雪を蹴散らして舞う姿は、まさに八戸の冬の象徴です。
八戸えんぶりは個性の異なる「2系統」
えんぶりには、大きく分けて2つのスタイルがあります。
- どうさいえんぶり
テンポが速く、勇壮活発。
烏帽子に前髪のような房がついているのが特徴で、ダイナミックな動きが魅力です。 - ながえんぶり
伝統的な形を保ち、優雅でゆったりとした舞。
リーダー(藤九郎)の烏帽子には赤い牡丹の花がついているのが目印です。
いずれも、衣装や持ち物だけでなく、摺りはじめの太鼓の音などを比べてみると面白さも増していきます。
ぜひ自分好みのえんぶりを見つけてみて下さいね。
祭りの幕開け「奉納摺り・一斉摺り」
出典;https://www.navitabi.jp
初日の早朝、長者山新羅神社に全組が集結する「奉納摺り」から祭りが始まります。
凍てつく大地を摺り、眠れる春を呼び起こす儀式は、厳かな空気に包まれます。
その後、中心街へ移動して行われる「一斉摺り」は、八戸えんぶり最大のハイライト!
数十組のえんぶりが街を埋め尽くし、一斉に摺り始める光景は圧巻の一言です。
【奉納摺り】
日程 2026年2月17日(火)7:00〜
場所 長者山新羅神社
【一斉摺り】
日程 2026年2月17日(火)10:40〜
場所 八戸市中心街
かがり火えんぶり

期間中の夜、市庁前広場で行われるのが「かがり火えんぶり」です。
闇の中に燃え上がる炎に照らされ、太夫の烏帽子がきらめく様子は、昼間とは全く異なる幻想的な美しさ。
冬の夜空に響くお囃子が、旅情を誘います。
【かがり火えんぶり】
日程 2026年2月17日(火)〜20日(金)
時間 18:00〜 / 19:00〜 / 20:00〜
場所 八戸市庁本館前市民広場
史跡根城での「えんぶり撮影会」
出典;https://www.toonippo.co.jp
写真愛好家の方々に絶大な人気を誇るのが、日本100名城「根城」でのえんぶり撮影会です。
復元された主殿を背景に、歴史の息吹を感じながら撮影が楽しめます。
また同時期に、敷地内の八戸市博物館では企画展「えんぶり展」も開催していますので、こちらも併せて楽しむことができます。
【史跡根城えんぶり撮影会】※事前申込不要
日程 2026年2月18日(水)・19日(木)
時間 11:00〜12:00
場所 史跡根城の広場 本丸前(博物館となり)
料金 入場料(大人250円、高大生150円、中学生以下無料)
子供たちが主役!可愛らしい「祝福芸」
出典;http://blog.livedoor.jp
えんぶりの合間に披露される「恵比寿舞」や「大黒舞」などの祝福芸も見逃せません。
特に子供たちによる「えんこえんこ」は、銭太鼓を叩きながら一生懸命に踊る姿がとても可愛らしく、観客の顔をほころばせます。
そんな明るく楽しい祝福芸も、えんぶりの魅力の一つです。
2026年「えんぶり公演」「お庭えんぶり」チケット情報
SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)のステージ上で、えんぶりの魅力をじっくり鑑賞できる「えんぶり公演」。
そして夜の更上閣で、贅沢にえんぶりを観覧できる「お庭えんぶり」。
どちらも大変人気ですので、観覧をご希望の方は早めにアクションしましょう!
えんぶり公演(SG GROUPホールはちのへ)
えんぶり公演では、屋内ステージならではの照明や音響でえんぶりの物語性を深く味わえます 。
ステージでの演舞なので、太夫の細かな所作や表情までよく見えます。
2026年は中学生以下の入場が無料になりました !ご家族で伝統芸能に触れるチャンスです。
| 第49回えんぶり公演(2026年) | |
|---|---|
| 日程 | 2026年2月17日(火)・18日(水) |
| 開催時間 | 13:00 〜 16:30 |
| 開催場所 | SG GROUPホールはちのへ(公会堂) |
| 料金 | 1,500円(中学生以下無料) |
| 住所 | 青森県八戸市内丸1-1-1 |
| 座席 | 全席自由 |
| 購入方法 | 【販売所で直接購入】 ・ラピア インフォメーション ・八戸市南郷文化ホール ・八戸ポータルミュージアムはっち ・SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂) 【ネットで購入】 ・GETTIIS(ゲッティーズ)※2月15日(日)まで受付 |
| お問合せ | 0178-44-7171(八戸市公会堂)※電話での予約は不可 |
| 詳細HP | VISITはちのへ |
| 駐車場 | なし(近隣の有料駐車場を利用) |
▼会場の地図はこちらです。
お庭えんぶり(更上閣)
明治期の名建築の庭園で、かがり火に照らされた舞いを鑑賞する最高に贅沢なプランです。
せんべい汁と甘酒のおもてなし付きです。
大変人気があり完全予約制ですので、お早めの予約が必須です。
▼会場の地図はこちらです。
八戸せんべい汁を食べるには!?

「八戸えんぶり」の期間中、冷え切った体に染み渡る「八戸せんべい汁」。
中心街でおすすめの、初心者でも入りやすいお店をピックアップしました。
2026年の冬、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
①イベント会場で手軽に!「屋台・セット」
市庁前市民広場(かがり火えんぶり会場)
「かがり火えんぶり」や「一般公開」の時間は、広場に飲食の屋台が出ます。
外でフーフー言いながら食べるせんべい汁は、お祭り気分を一番味わえます。
更上閣(お庭えんぶり)
「お庭えんぶり」を予約すると、甘酒とせんべい汁がセットで付いてきます。
歴史的な建物の中で座って食べられるので、一番贅沢な体験です。
②初めてならここ!「みろく横丁」の屋台
お台どころ ねね
みろく横丁の中でも「一番のせんべい汁」と紹介される人気店です。
若女将が「せんべい汁マイスター」として知られ、郷土色の濃い家庭的な味わいのせんべい汁が楽しめます。
ピンク色の提灯が目印で、おばんざい系のおつまみも豊富なので、ちょい飲みからしっかり食事まで使いやすいです。
③落ち着いて食べたいなら「老舗・専門店」
屋台は少し狭いかも…という方には、ゆっくり座って味わえるお店がおすすめです。
南部民芸料理 蔵(くら)
- 住所 青森県八戸市十三日町28 花真ビル1F(一斉摺り会場のすぐ近く)
- 特徴 350年前の蔵を移築した、雰囲気抜群のお店。
- ポイント 八戸の郷土料理がひと通り揃っています。「いちご煮(ウニとアワビの吸い物)」も一緒に楽しめます。
- 詳細:食べログ
肴町のらぷらざ亭
- 住所: 青森県八戸市六日町13 なかやビル1F
- 特徴: 古民家風の広々とした店内で、地元の魚介類が豊富。
- ポイント: 具だくさんのせんべい汁はもちろん、「銀サバ」の刺身など、八戸自慢の海鮮も一緒に堪能できます。
- 詳細:公式HP・食べログ
せんべい汁を美味しく食べるコツ
- 「アルデンテ」を狙う
せんべいを入れてから少し煮込み、芯が少し残るくらい(パスタのアルデンテのような食感)が一番美味しい食べ頃と言われています。
箸で持ち上げたときに折れずにしなっと曲がるくらいが、食べ頃の一つの目安です。 - 専用せんべい
普通の南部せんべいより、煮ても崩れにくい「おつゆせんべい」を使うと、食感を楽しみやすいです。 - 大きめに割る
1枚を3〜4つくらいに割るのが目安です。細かくしすぎると柔らかくなりすぎて、食感がぼやけます。
八戸えんぶりのおみやげは?
えんぶり鑑賞の思い出を形に残す、八戸ならではのお土産をご紹介します!
2026年のトレンドも踏まえ、職場へのバラマキ用から自分用の記念品までピックアップしました。
①職場・友人向け定番銘菓
これらは配りやすくて喜ばれやすい、手軽なお土産です。個包装が多いので職場のお裾分けに最適です。
チョコQ助(しんぼり)
八戸の割れせんべいをベルギーチョコでコーティングした一品です。
サクサク食感とチョコの甘さが絶妙で、地元スーパーや土産物店で大人気です。
2026年はアーモンドをトッピングした「べいちょこ」が新登場し、高級感が増してプレミア価格になる可能性が高いです。
価格は1袋500円前後で、八戸駅の売店でも入手可能です。
朝の八甲田(アルパジョン)
八戸発祥の焼きたてチーズケーキです。
ふわっと溶けるクリーミーな食感が特徴で、冷蔵保存が必要なので持ち帰り注意です。
1ホール1,000円程度とコスパ良しです。
八戸駅構内のアルパジョン直営店で新鮮なものを買えます。
鶴子(つるこ)まんじゅう(萬榮堂)
100年以上の歴史を持つ黒糖生地の饅頭で、外側に真っ白な米粉をまぶした素朴な見た目です。
中はこしあんで優しい甘さ。賞味期限が長めなので郵送にも適しています。
萬榮堂本店やユートリーで販売、1個150円くらいです。
八戸せんべい汁セット
市販の「おつゆ煎餅」と専用スープのキットです。
自宅で肉やネギを加えて本場の味を再現できます。
インスタントとは思えない本格派で、えんぶり体験をシェアしやすいです。
スーパーやはっちで800円前後です。
②お酒好き向け珍味
八戸の海の幸を活かしたおつまみです。地酒「田酒」や「盛田酒造」との相性が抜群で、晩酌派に喜ばれます。
なかよし(花万食品)
イカの間にチーズを挟んで天ぷらにした、八戸を代表するおつまみです。
プリプリのイカと濃厚チーズのハーモニーがクセになり、お土産ランキング常連です。
個包装10個入りで1,000円程度。ユートリーや空港でよく見かけます。
いちご煮の缶詰(味の加久の屋など)
八戸の冬のもう一つの名物、ウニとアワビのお吸い物です。
そのまま温めて「お吸い物」でも、ご飯にかけてリゾット風にアレンジ可能です。
高級感があるので特別な贈り物にぴったりです。
1缶1,500円前後で、専門店やはっちで入手できます。
③自分への思い出に!えんぶりグッズ・雑貨
えんぶりの伝統を日常に取り入れられる記念品です。期間限定品が多いのでお早めのチェックを。
八戸えんぶり手ぬぐい
太鼓太夫の舞いや各民謡組の紋章を染め抜いたデザインです。
額縁に入れて飾ったり、風呂敷代わりに使ったりと汎用性が高いです。
はっちやユートリーで500〜1,000円です。
えんぶりポシェット(はっち内などで販売)
えんぶりイラスト入りの可愛い巾着袋です。
スマホや小物を入れるのに便利で、女性に人気です。
えんぶり会場近くの売店やはっちで300円程度です。
南部菱刺し(なんぶひしざし)
八戸伝統の菱形刺繍を使った工芸品です。
コースターやブローチ、キーホルダーなどモダンな小物が多く、日常使いしやすいです。
南部鉄器とのコラボ版も出ており、はっちや八戸市博物館で1,000円〜です。
どこで買える?主な購入スポット
- ユートリー(八戸駅前)
- 八戸エリアの特産品が最大級に揃うスポット。食品から雑貨まで何でも揃い、試食コーナーも充実しています。ここに行けば間違いありません。
- 八戸ポータルミュージアム「はっち」(中心街)
- おしゃれな雑貨や現代的なデザインのグッズが豊富です。えんぶり期間中は限定グッズも並びます。
- 八戸市博物館(根城)
- えんぶりに関する図録や、伝統的な工芸品をじっくり選びたい方に。
💡 お買い物メモ
2月は雪や寒さで移動が大変なので、帰りに中心街の「はっち」でグッズをまとめ買いし、八戸駅の「ユートリー」で食品をまとめて買うのが一番スムーズです。
アクセス・駐車場について
八戸えんぶりは市内各所で開催されますが、メイン会場となる「八戸市中心街(八戸市庁周辺)」へのアクセス情報をまとめました。
電車・バスの場合
八戸えんぶりに行くなら、公共交通機関を使うのがスムーズでおすすめです。
🚃 電車の場合
JR八戸線「本八戸駅」下車後、約10分ほどで到着します。
駅から町の風情を感じながら歩けるのも楽しいポイントです。
※「八戸駅」と間違えないようご注意下さい(5kmほど離れています)
🚅 新幹線で行く場合
JR東北新幹線「八戸駅」下車後、JR八戸線に乗り換えて「本八戸駅」へ(約9分)。
または八戸駅東口から「中心街方面」行きの路線バスに乗って、「八戸中心街ターミナル」で下車(約20〜30分)。
どちらのルートでも、八戸の冬の街並みを楽しみながら会場に向かえます。
車の場合(駐車場について)
八戸自動車道「八戸IC」から国道340号を経由して約5km(約10分)
八戸えんぶりでは、専用の臨時・特設駐車場は用意されていません。
お車の場合は、周辺の有料駐車場(市営駐車場や民間コインパーキング)を利用することになります。
「八戸市庁前」や「三日町」周辺の駐車場は、一斉摺りや行列の際は入出庫が困難になります。
少し離れた「本八戸駅周辺」の駐車場に停めて歩くのも一つの手です。
おすすめ駐車場5選
八戸えんぶりのメイン会場(八戸市庁周辺)からアクセスが良く、初心者でも使いやすい駐車場をまとめました。
2026年2月17日の交通規制(10:20〜11:40頃)を考慮した選び方も合わせてご紹介します。
①会場に最も近い大型駐車場
「かがり火えんぶり」や「一斉摺り」が行われるエリアのすぐそばです。
- 八戸市中央駐車場
- 地図
| メイン会場まで | 徒歩約3分(約200m) |
| 営業時間 | 7:30~22:00(えんぶり期間中は変更の可能性あり) |
| 場所 | 青森県八戸市内丸1丁目1-10 |
| 収容台数 | 約420台 |
| 料金 | 7:30〜22:00(1時間まで) 160円 7:30〜22:00(1時間超え) 80円 30分 22:00〜7:30 30円 30分 |
| 特徴 | 市役所の裏手にあり、メイン会場「市庁前市民広場」まで徒歩すぐ。収容台数は最大級。ただし、17日午前の交通規制時は周辺道路が混雑し、入出庫に時間がかかる可能性あり。 |
- 八日町中央パーキング
- 地図
| メイン会場まで | 徒歩約10分(約800m) |
| 営業時間 | 24時間営業 |
| 場所 | 青森県八戸市八日町38 |
| 収容台数 | 約170台 |
| 料金 | 1時間150円 17:00〜10:00 最大500円 |
| 特徴 | 八日町中心部に位置し、えんぶり会場エリアまで徒歩圏内。複数入出庫口があり利便性が高いが、イベント時は混雑注意。 |
- 番町中央パーキング
- 地図
| メイン会場まで | 徒歩約6分(約500m) |
| 営業時間 | 24時間 |
| 場所 | 青森県八戸市番町21-2 |
| 収容台数 | 約250台 |
| 料金 | [月~土]1時間/150円、以降30分毎100円 [日・祝]1時間/200円、以降30分毎100円 18:00~8:00/600円 |
| 特徴 | 番町エリアの大型駐車場で、市庁前広場に近くアクセス良好。えんぶり期間は早めの到着推奨。周辺商店街も利用しやすい立地。 |
②比較的入りやすい民間駐車場(タイムズ)
全国共通のカードやアプリが使え、空車情報もネットで確認しやすいのが強みです。
- タイムズ八戸番町第2
- 地図
| メイン会場まで | 徒歩約5分(約400m) |
| 営業時間 | 24時間営業 |
| 場所 | 青森県八戸市番町45 |
| 収容台数 | 約30台 |
| 料金 | 60分200円 平日 最大500円(24時まで) 土日祝 最大700円 |
| 特徴 | 番町エリアに位置し、メイン会場近く便利。コンパクト規模なので早めの到着を。クレジットカード対応。 |
- タイムズオリオン駐車場
- 地図
| メイン会場までの距離 | 徒歩約12分(約1.0km) |
| 営業時間 | 24時間営業 |
| 場所 | 青森県八戸市鷹匠小路7 |
| 収容台数 | 約218台 |
| 料金 | 60分200円、24時間最大700円 6:00〜18:00最大300円 |
| 特徴 | 大型駐車場で台数豊富。本八戸駅近く、えんぶりエリアまで少し歩くが安定選択肢。車両制限あり(高さ2.1mまで)。 |
③その他のコインパーキング
会場となる市街地にはコインパーキングなど含め有料駐車場が複数あります。
期間中は混雑が予想されますので、早めの現地入りを目指すことをおすすめします。
2026年 駐車場選びの鉄則
上記でご紹介した各駐車場は、いずれも「八戸えんぶり」の熱気を間近に感じられる距離にあります。
当日は非常に寒くなりますので、駐車場から会場までのわずかな距離でも、防寒対策(特に足元)を万全にして向かってくださいね。
交通規制について
2026年の交通規制図はこちらをご覧ください。
出典;https://visithachinohe.com
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- 日時 2026年2月17日(火) 9:30 ~ 12:00
- 規制区間 鍛冶町通り・十三日町・三日町・六日町・十六日町・ヤグラ横町
初日の「一斉摺り」に伴い、中心商店街で歩行者天国形式の交通規制が実施されますが、行列が通り過ぎた場所から、順番に規制が解除されていきます 。
規制エリア内にある駐車場に停めている場合、規制時間中は車の出し入れができなくなりますのでご注意ください。
現地の警察官や係員の指示に従い、安全に配慮して鑑賞しましょう。
おわりに
豊年の予祝に田植踊りをすることは、田に霊力を与え、土を活気だたせる重要な意味がありました。
そんな八戸えんぶりは、まだ寒い北の大地で根付き、およそ800年もの長い間受け継がれてきた民俗芸能です。
早春とは言え、2月の八戸は平均気温マイナス0.5度、最低気温マイナス4度といわれていますので、防寒対策を万全にしてお出かけくださいね。






