異国情緒あふれる迫力満点のパフォーマンスで有名な「長崎くんち」。バラエティに富んだ芸能に数々に、観衆も一体となって長崎の港町が熱狂に包まれます!
今回は、そんな見どころ満載な「長崎くんち」についてご紹介していきます。
長崎くんちとは?
長崎市は、江戸時代から海外との交流の唯一の窓口だった港町で、現在も市内のそこかしこに異国情緒たっぷりの建造物が点在する、エキゾチックな街です。
その長崎の人々が最も心待ちにしているお祭りが「長崎くんち」です。
長崎くんちは、長崎の総氏神・諏訪神社の例大祭で、博多おくんち(福岡県)、唐津くんち(佐賀県)と並んで「日本三大くんち」の1つに数えられています。
金の玉を追いかける「龍踊り」、「御座船」、竜宮船をかたどった船を曳き回す「曳き物」など、異国情緒あふれる長崎らしい出し物が特徴のお祭りで、その演し物や演舞は実に多彩!
77の町(旧町)がそれぞれ7年に1度、順番で昔から守ってきた独自の踊りを奉納するのが慣例で、毎年5〜7の町の踊りを見ることができます。
それぞれの町の奉納踊りは違うため、年ごとに違う踊りが見られるのも長崎くんちの大きな魅力といえます。
今か今かと観衆の待ち構える中、「シャギリ」と呼ばれるお囃子が神社にこだまし、待望のくんちが幕を切って落とされます!
長崎っ子の心を躍らせるお祭り「長崎くんち」は、毎年県内外から20万人以上もの見物客が訪れ、優美さと躍動感あふれるくんちの興奮を体感しています。
長崎くんちの歴史
長崎くんちは、正式名称は「鎮西大社諏訪神社御大祭」といい、キリシタンの布教に対抗するため、寛永11年(1634年)9月9日、長崎奉行や長崎代官の援助によって始められたとされています。
はじめはキリシタンに対する示威の意味をもっていたのですが、次第に町衆の腕や見栄を競うようなものになっていきました。
その後、異国の踊りも取り入れるなど400年もの時をかけて、ますます豪華絢爛なお祭りへと発展していきました。
現在では「神事」というより、「習俗としての神事」という意味になっているようです。
また長崎くんちの「くんち」とは、九日(くにち)がなまったもので、このお祭りが当時、旧暦9月9日の重陽の節句に行われたことによるものです。
また、供日、宮日からとの説もあります。
2019年 長崎くんちの日程・開催時間など
今年の長崎くんちは、
10/7(月),10/8(火),10/9(水)の3日間行われます。
お祭りの簡単な情報をまとめました。
長崎くんち(2019年) | |
日程 | 2019年10月7日(月)~10月9日(水) ※毎年同日 |
開催時間 | 7:00〜開始 |
開催場所 | 諏訪神社、お旅所、八坂神社、中央公園 |
料金 | 無料(有料観覧席あり) |
住所 | 長崎県長崎市上西山町18-15(諏訪神社) |
マップ | |
お問合せ | 095-822-0111 (長崎伝統芸能振興会(長崎商工会議所内)) |
公式HP | http://www.nagasaki-kunchi.com/ |
駐車場 | なし(近隣の有料駐車場を利用 ) |
雨天時の場合は?
小雨決行です。お天気が不安定な場合は雨具を持って行きましょう!
雨天・荒天の場合は、時間の変更または順延になる場合があります。
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順延の決定はその日の朝、関係者の代表同士で審議し、当日の午前4時頃までに発表されるようです。
その日の天候によって日程や公演時間の変更がありますので、各踊場(会場)で確認するようにしましょう。
長崎くんちのイベント情報
長崎くんちが開催される3日間の中で、それぞれのイベントが開催されます。
早朝に各会場で奉納踊が披露された後は、町の各所で踊りやお囃子を披露する「庭先回り」が行われます。
自由に見物できますので、場所を確認して、街歩きをしながら観るのもおすすめです。
10月7日(月)
時間 | イベント | 場所 |
7:00~ | 奉納踊 | 諏訪神社→中央公園→お旅所 |
奉納踊を終了した踊町から順次 | 庭先回り | |
13:00~ | お下り、傘鉾パレード | 市役所前~旧県庁手前 |
16:00~ | 奉納踊、くんちの夕べ | 諏訪神社→中央公園 |
10月8日(火)
時間 | イベント | 場所 |
7:00~ | 奉納踊 | 八坂神社→中央公園 |
奉納踊を終了した踊町から順次 | 庭先回り |
10月9日(水)
時間 | イベント | 場所 |
7:00~ | 奉納踊 | お旅所→諏訪神社 |
奉納踊を終了した踊町から順次 | 庭先回り | |
13:00~ | お上り | お旅所仮宮~本宮 |
長崎くんちのチケット・桟敷席とは?
長崎くんちで全ての演し物を見られるのは、
「諏訪神社」「お旅所(おたびしょ)」「八坂神社」「中央公園」の4会場です。
そしてその演し物を観覧するため、観覧席が用意されています。
その観覧席のことを「桟敷席」と呼びます。
4つの主会場ごとに、桟敷席の種類や料金も違いますので、それぞれのホームページでしっかり確認する必要があります。
長崎くんちは10月に開催されますが、桟敷席のチケットの販売は毎年6月頃から開始され、その後2ヶ月ほどで完売してしまいますが、キャンセルにより残席が出ていることもあります。
立見席の当日券もありますので、興味のある方はこちらをご参照ください。
チケットがない場合は、間近で見ることはできませんが、並んで立ち見をすることはできるでしょう。
このことから、主会場ではしっかり見ることは難しいかもしれませんが、街中で行われる「庭先回り」は見物することができます。
2019年は長崎くんちの雰囲気を楽しみに出かけ、「もっと間近で見たい」と思ったなら、2020年は桟敷席を早めに申し込みましょう。
2019年の踊町と演し物
長崎くんちでは、毎年順番で踊町が変わります
2019年はこちらの5つの町が出演します。
踊町 | 演し物(だしもの) |
今博多町(いまはかたまち) | 傘鉾・本踊(ほんおどり) |
魚の町(うおのまち) | 傘鉾・川船(かわふね) |
玉園町(たまぞのまち) | 傘鉾・獅子踊(ししおどり) |
江戸町(えどまち) | 傘鉾・オランダ船(おらんだせん) |
籠町(かごまち) | 傘鉾・龍踊(じゃおどり) |
7年に一度巡ってくるという踊町。
まさに7年ぶりの持ち回りとなるため、3ヶ月もの厳しい稽古を行います。
8月の盆を過ぎると稽古の音が響かない晩はなく、9月に入ると最高潮を迎え、町の人達は散歩がてらに練習風景を見に行くのを楽しみとしているそうです。
その各踊町が披露される会場と、タイムスケジュールは以下でご紹介します。
4つの踊場(会場)の披露スケジュール
長崎くんちの開催会場は、
「諏訪神社」「お旅所(おたびしょ)」「八坂神社」「中央公園」の4ヶ所です。
この4会場では、全ての踊町の演し物を最初から最後まで見ることができます。
この項では、会場ごとにそれぞれの披露スケジュールと見どころをご紹介します。
会場1 「諏訪神社」熱烈な「くんち」好きが集まる観覧スポットです。長い石段に鈴なりになった観客の目前でダイナミックな演し物が披露され、その興奮に巻き込まれていく熱気を体感することができます。 【開催スケジュール】
【住所】長崎県長崎市上西山町18-15 【問い合わせ】095-821-8596 【アクセス】 |
会場2 「お旅所」長崎港に面した平地にあり、バスや電車などが充実したアクセス良好のスポットです。周辺には屋台が立ち並び、踊りにグルメに、長崎くんちを満喫することができます。 【開催スケジュール】
【住所】長崎県長崎市元船町10-4 夢彩都横 【問い合わせ】095-823-9073 【アクセス】 |
会場3 「八坂神社」昔ながらの街並みを残す地区にある八坂神社。ここは踊り場と観覧席が近いため、踊町は熱い声援をうけてひときわ迫力満点の演し物を披露してくれます。初めて見るなら、長崎くんちの迫力が伝わるこの八坂神社がおすすめです。 【開催スケジュール】
【住所】長崎県長崎市鍛冶屋町8-53 【問い合わせ】095-822-6750 【アクセス】 |
会場4 「中央公園」2017年より中央公園が会場となり、中心市街地が近いためアクセス便利になりました。観覧席は快適なベンチシート仕様で見渡し抜群。石垣のそばに直に座る砂かぶり席は、演し物を間近で見られる魅力があります。 【開催スケジュール】
【住所】長崎県長崎市賑町5-100 【問い合わせ】 095-822-0111 【アクセス】 |
「庭先回り」を見に行こう!
上記の4会場以外でも、踊町の演し物を見ることができます。
「庭先回り」とは、各事業所や民家などに踊りを贈って、神から受けた福を市民におすそ分けしていく、という趣旨のもので、短い踊りやお囃子を玄関先などで演じて廻ります。
すなわち長崎くんち開催中の3日間は、市内のいたるところで長崎くんちを楽しむことができるのです。
桟敷席がとれなくて会場で見られなかった方も、街に出た踊町の庭先回りを見に行けば、とても間近で見ることができるのでおすすめです。
見たい踊町に会える!「長崎くんちナビ」
庭先回りは、それぞれの踊町がどこにいるのかわからないと、踊りを見ることができません。
そんな時に役立つのが「長崎くんちナビ」です。
リアルタイムで各踊町の位置を発信してくれるWebサイトで、それぞれの踊町が今どこにいるのか、一目でわかるようになっています。
各踊町にGPSを発信するスタッフが同行しているため、現在地が常時わかるという仕組みです。
長崎くんちナビには、サイトとアプリがあります。
「だしものを探す」から見ることができます。
当日はこちらのナビを上手く活用して、効率良く庭先回りを見に行きましょう!
長崎くんちの見どころは?
長崎くんちの見どころについてご紹介します。
まずは、長崎観光公式サイトで公開されている長崎くんちの動画がありますので、チェックしてみましょう。
絶大な人気「奉納踊り」
早朝から踊り馬場で奉納される各町の踊りは、毎年大変な人気を呼んでいます。
寛文12年(1672年)に定められた長崎の77の町(旧町)が、それぞれ伝統ある独自の演し物を持ち、毎年5~7町ずつ交代で踊りを奉納します。
奉納の順番が回ってくるのは7年に1度。
すなわち全部の町の演し物を見るには、7年かかることになります。
もとは毎年12ヵ町ずつ踊町に指定されていたのですが、終戦後は町内外の改組、世情の変遷などの理由で、半数が踊町当番を辞退しています。
現在残っている踊町は、本当に「くんち」好きの町内で、近年ますます盛んになってきています。
長崎くんちの代名詞「龍踊り(じゃおどり)」
数ある奉納踊りの中でも、長崎くんちといえば「龍踊り」と言われるほど、長崎くんちの代名詞ともいえる演し物です。
「龍」と書いて「じゃ(蛇)」と読み、姿は蛇に似ていますが、この生き物は、雌雄同体の伝説上の神獣「麒麟」です。
狼の眼、獅子のたてがみ、馬の耳、龍のうろこ、鹿の角、鷲の足、牛のしっぽなどを集めた独特のスタイル。
各動物の優れている特徴を集めて出来た神獣といわれています。
中国では伝説の「四霊」の1つとして、縁起が良くおめでたい象徴となっています。
日本ではキリンビールのシンボルマークでも、このような姿を見たことがありますね。
仁徳を持った優しい神獣・麒麟が、龍のように昇天するがごとく猛り狂い、あるときは凪の様に静かに、まるで生き物の様に踊る迫力と踊動感で、観客を魅了します。
繰り手の男衆の一糸乱れぬ見事な踊りっぷりに、興が乗ってきた観衆はやんやの喝采、あちこちから「モッテコーイ、モッテコイ」とアンコールの掛け声がかかります。
ここが長崎くんちの醍醐味、踊りを終え帰ろうとする演じ物を引き戻し、心ゆくまで踊りを堪能するのです。
龍踊り元々は中国から入ってきた雨乞いの儀式で、不老長寿の源とされる月を龍が食べようとし、闇夜にして雨を降らそうとする様子を表したものでした。
そこに長い年月を経て、日本独特のスタイルが融合された独特の踊りとなりました。
そのことから龍踊りは、他に類を見ない郷土芸能として国の無形文化財にも指定されています。
龍踊りの様子はこちらでご覧ください。6分15秒ぐらいから始まります。
目をらんらんと見開き、うろこを逆立てながらとぐろを巻き、月とされる金の玉を追います。
長ラッパは龍の鳴き声、大銅鑼は稲光、大太鼓は雷鳴、皺鼓(ぱら)は雨音。
そんな独特のお囃子で、龍踊りの世界観を演出しています。
現在、龍踊りを奉納する踊町は、「籠町」「筑後町」「五島町」「諏訪町」の4つの町です。いずれの町も、その町ならではの特色で気概を持って臨んでおり、伝承者の代表として素晴らしい演舞を魅せてくれます。
2019年は「籠町」によって龍踊りが奉納されますが、龍踊りの「元祖・本家」はこの籠町です!
偉大な先人たちの血を受け継いだ、元祖「龍踊り」を見られるのは嬉しい限りですね!
お下りの「もりこみ」
1日目の朝の奉納踊りが終わり、午後になると、氏子の若い衆に担がれた3体の神輿が、お旅所へと渡御していきます。
これが「お下り」です。
傘鉾のパレードと共にお旅所まで移動するこの大行列も、見どころの1つです。
そのなかでも、要所で神輿を担ぎながら全力疾走する「もりこみ」が披露されると、観衆から大きな歓声が上がります!
神輿を駆け足で担ぐことで、揺さぶり、霊力を再生させるとされています。
お下りで「もりこみ」が見られる場所は、諏訪神社の石段、次に大波止交差点付近からの下り坂です。
そのお下りの「もりこみ」(諏訪神社の石段)の様子はこちらです。
本殿を出た3体の神輿は、石段の後半にかかると、合図とともに一気に石段を飛ぶようにして駆け下りていきます!
この迫力を見ようと、また人垣がふくらみます。
お上りの「もりこみ」
そして最終日の3日目は、初日とは逆に、お旅所に鎮座させていた神輿を諏訪神社へと還御します。
これが「お上り」です。
お上りで「もりこみ」が見られる場所は、大波止交差点付近から県庁前付近まで、最後は諏訪神社の石段です。
なかでも、ラストの諏訪神社の石段を一気に駆け上がる姿は迫力があり、長崎くんちのフィナーレを勇壮に飾ってくれます。
この「お上り」ですが、下るより登る方が大変なのは当然のことです。
3体の神輿にそれぞれ長い綱がつけられ、それに各町々の加勢人数100人以上がとりついて、掛け声もろとも、一気に引き上げるのです!
担ぎ手は空中を泳ぐようだといいます。
そのお上りの「もりこみ」(諏訪神社の石段)の様子はこちらです。
一糸乱れず見事に駆け上がっていく様は勇壮そのもの。
3日間のフィナーレを飾るにふさわしい、見事な担ぎっぷりです!
長崎っ子の心を躍らせるお祭り、長崎くんちは、この神輿還御を最後に幕を引くのです。
屋台の出る場所・日程・種類は?
お祭りといったら屋台ですね!
この項では、長崎くんちの屋台の出店場所などに関して、ご紹介していきたいと思います。
屋台で美味しいものをほおばりながら、お祭り気分を楽しみましょう!
屋台が出る日程
長崎くんち開催中の10/7(月)~10/9(水)の3日間、たくさんの屋台が出店されます。
営業時間は例年、屋台によって違いますが、
10:00頃~21:00頃まで営業しています。
屋台が出る場所
長崎くんちでは例年、赤いラインのゆめタウン夢彩都や、長崎出島ワーフの周辺エリアを中心に、最も多く出店されています。
4つの主会場(踊場)のなかで最も近いのは「お旅所」ですね!
屋台が出る種類
長崎くんちの屋台数は約400店舗以上!
このお祭りの屋台の特徴は、定番のお好み焼き、焼きそばなど通常のお祭りで見るような屋台のほか、宮崎名物の肉巻きおにぎり、横浜のラーメンバーガー、九州定番のはしまき、鹿児島のかき氷しろくまなど、B級グルメのお店なども揃っていて、バリエーション豊かです。
また、この辺りならではの食べ物では「かんざらし」や「梅ヶ枝餅」の出店があるのも特徴的です。
特に「梅ヶ枝餅」の屋台は毎年長蛇の列で、早朝7~8時頃から開店するお店もあります。
また三角広場には、恒例の「お化け屋敷」も登場し、長崎くんちを毎年怪しい雰囲気で盛り上げてくれます。
もちろん食べ物の他にも、射的などの遊戯系の屋台も充実しています!
お旅所で演し物や市内の庭先回りを見たあとは、屋台でお祭りの雰囲気を楽しんでみてはいかがでしょうか。
諏訪神社「御朱印」のもらい方
近年、御朱印を集めている方も多いですね。
御朱印とは、そのお寺や神社(諏訪神社)に「参拝した証」として授与されるものです。
長崎くんちの期間中の3日間は、通常のときと少し違い、
諏訪・森崎・住吉の「三社紋」と、金字で「神」の一文字が書き記されます。
場所は諏訪神社のほか、お旅所でもいただくことができます。
その時の都合によって、行きやすい方に足を運んでみて下さい。
また御朱印1枚につき、もれなく「続き絵しおり」を1枚頂くことができます。
これは5枚集めて繋げると、下のような1枚の絵になるというものです。
続き絵しおりの柄は「宝船」「龍踊り」「諏訪神社」「コッコデショ」「鯨曳き」の5種類です。
1枚頂いたら、残りの4枚も集めたくなりますね!
そして毎年、くんちモデルとして限定デザインされる「諏訪神社オリジナル御朱印帳」は大人気ですね。
色鮮やかな刺繍が大変美しく、その内側にはお守りも付いているのも嬉しいです。
この御朱印帳を見て長崎くんちに興味を持つ方も多いそうです。
限定御朱印帳は9月1日からの販売ですので、在庫次第ではお旅所でも販売しているそうです。
ただしなくなり次第終了となりますので、お早目に向かう事をおすすめします。
【限定御朱印】
【長崎くんち限定御朱印帳】
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服装について
長崎くんちが行われる10月上旬は、関東のほうでは少し肌寒く感じることもありますね。
しかし長崎の10月上旬の平均気温は約20度。
最高気温は27度以上になることもあり、その日の気温によって、半袖と長袖の使い分けが必要です。
そして朝夕は冷えることもありますので、長袖のシャツやカーディガンなどで調節できるアイテムをカバンに忍ばせておきましょう。
また会場の桟敷席では、日傘、帽子も禁止されています。
そのため、頭に乗せるタオルや手ぬぐい、また日焼け止めなども持って行きましょう。
アクセス・駐車場について
長崎くんちの主な4会場へのアクセス方法をご紹介します。
電車の場合
●諏訪神社
路面電車「蛍茶屋」行き「諏訪神社」下車、徒歩2分。
●お旅所
路面電車「赤迫」または「崇福寺」行き
「大波止」下車、徒歩3分。(ゆめタウン夢彩都横)
●八坂神社
路面電車「崇福寺」行き「崇福寺」下車、徒歩2分。
●中央公園
路面電車「崇福寺」行き「新地中華街」のりつぎ、
路面電車「蛍茶屋」行き「めがね橋」下車、徒歩2分。
車の場合
長崎くんちには専用の駐車場は用意されていないため、近隣の有料駐車場を利用することになります。
そこで、長崎市内の駐車場の空き状態を確認できるサイトがあります。
長崎くんちの開催エリアに近づいたら確認してみましょう。
交通規制について
長崎くんちが開催される3日間、会場周辺の広い範囲に交通規制がかかります。場所によって規制時間が違うので注意が必要です。
2019年の交通規制図はこちらをご覧ください。
出典;https://www.nagasaki-np.co.jp
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交通規制場所と大まかな時間は以下の通りです。
- お旅所周辺 10/6(日)10:00~10/10日(木)17:00
- 諏訪神社周辺 10/7(月)6:00~10/9日(水)11:00
- お下り 10/7(月)12:30~15:00(神輿通過後に順次解除)
- 八坂神社周辺 10/8(火)6:30~10:00
- 庭先回り 10/8(火)13:00~18:00
- お上り 10/9(水)12:30~15:00(神輿通過後に順次解除)
マイカーで訪れる予定の方は、規制時間と規制場所を確認しておき、現地の係員の指示に従いましょう。
まとめ
市内ではシャギリの音が軽やかに響き渡り、ダイナミックな奉納踊りが多くの人の心を揺さぶる長崎くんち。
思わず手をたたき歓声を上げたくなるほど、群衆の興奮に巻き込まれていきます。
この秋は、長崎の祭典を満喫して、素敵な思い出を作ってくださいね。