奈良のシンボル・若草山が一面炎に包まれる「若草山焼き」を見たことはありますか?
花火を合図に一斉に点火され、火がみるみる全山に燃え広がっていく光景はまさに壮観です!
ふもとに広がる奈良公園では、昼間から楽しめるさまざまなイベントも催されます。
今回は、奈良に早春を告げる伝統行事「若草山焼き」をご紹介します。
若草山焼きとは?
なだらかな山が3つ重なったところから、”三岳山”の別名もある「若草山」。
若草山は全て草地ですが、その姿には四季折々の風情があり、奈良の代表的な観光スポットの一つとして多くの行楽客で賑わいをみせています。
そんな若草山が一面に火に包まれ、夜空を焦がす「若草山焼き」は、古都・奈良の冬の風物詩です。
ふもとの野上神社で行事の無事を祈願したあと、花火の合図で周辺部から一斉に点火されます。
すると火はみるみるうちに山腹を駆け上がり、30分後には約33ヘクタールの全山に火がまわります。
燃え盛る若草山と、打ち上げ花火が冬の夜空を彩るさまは、他に類のない壮観な眺めです。
この山焼きをすることで、冬に枯れた芝の害虫駆除や肥料にすることができ、春の芽生えを促すためにもなります。
炎の海となった若草山を一目見ようと、毎年17万人もの見物客が訪れ、奈良の冬の終わりを告げる荘厳な様子を堪能しています。
若草山焼きの歴史
若草山焼きの歴史は大変古く、その由来についてはさまざまな説ありますが、東大寺・興福寺・春日大社の境界争いに端を発するという説が一般的となっています。
宝暦10年(1760年)、奈良奉行所がその境界争いに仲裁に入り、以後5万日預かるという事で山を焼き、和解させたのが起源とされています。
その他にも、山上にある鶯塚古墳の霊魂を鎮めるために杣人(そまびと)が行った祭礼であるとか、妖怪を鎮めるためなどの諸説があります。
現在のように環境保全だけではなく、鑑賞の対象として夜間に焼かれるようになったのは、明治後半のことです。
日程も、長らく2月11日の建国記念日でしたが、戦後は1月15日の成人の日になるなど紆余曲折しながら、2009年以降は現在のように1月の第4土曜日に行われるようになりました。
2020年 若草山焼きの日程・開催時間など
今年の若草山焼きは、1/25(土)に行われます。
イベントの簡単な情報をまとめました。
若草山焼き(2020年) | |
日程 | 2020年1月25日(土) |
開催時間 | 12:30~ 若草山麓でのイベント 18:15~ 大花火 18:30~ 点火 |
開催場所 | 奈良公園、若草山一帯 |
料金 | 観覧無料(有料イベントもあり) |
住所 | 奈良県奈良市雑司町 |
マップ | |
お問合せ | 0742-27-8677 (若草山焼き行事実行委員会事務局(奈良県奈良公園室)) |
公式HP | http://nara-park.com |
駐車場 | なし(近隣の有料駐車場利用 ) |
雨天時の場合は?
小雨決行です。お天気が不安定な場合は雨具を持って行きましょう!
荒天の場合は、翌日1月26日(日)に順延の予定です。
芝の湿り具合によっては1月29日以降に延期される場合もあります。
いずれも当日の天気の状況を見て、実行委員会による最終決定は当日9:00頃です
開催の有無は9:00以降、以下の音声案内でお知らせてくれますので、天候によってはお出かけ前にご確認ください。
当日の開催案内TEL:0180-991-707(音声案内)
若草山焼きのイベント情報
若草山焼きは山を焼くだけでなく、時代行列や打ち上げ花火など、見どころ満載のイベントが開催されます。
その主なスケジュールと概要を以下にまとめました。
時間 | イベント | 場所 |
12:00~19:00 | 山麓イベント | 若草山山麓 |
山麓で以下のイベントが行われます。
|
||
13:00~18:00 | 春日神社の大とんど | 春日大社境内 飛火野 |
どんど焼きが行われます。この大とんどで焚きあげられた火が山焼きの種火になります。 | ||
16:45~ | 御神火奉戴祭 | 春日大社境内 飛火野 |
春日大社から御神火をもらいうける神事が行われます。 | ||
17:05~ | 聖火行列出発 | 春日大社境内 飛火野 |
春日大社より授った御神火を手に、総勢40名の聖火行列で若草山へと出発します。 | ||
17:25~ | 松明点火 | 水谷橋付近 |
水谷神社にて、御神火を松明に点火します。 | ||
17:40~ | 野上神社祭典 | 野上神社 |
野上神社にて行事の無事を祈願したあと、山麓中央に設置された大かがり火に点火されます。 | ||
18:15~ | 大花火打ち上げ | 若草山一重目山頂 |
奈良県最大級の花火を打ち上げます。これが山焼きのゴーサインです。 | ||
18:30~ | 山焼き一斉点火 | 若草山各所 |
消防団300名が山麓中央の大かがり火から松明に火を移し、ほら貝・ラッパの合図で若草山の草地に一斉点火されます。 |
聖火行列のルート
聖火行列は、春日大社境内(飛火野)の大とんど会場をスタートし、野上神社までのおよそ1kmです。
そのルート図は以下をご参照ください。
出典;http://nara-park.com
画像クリックで拡大します
若草山焼きの見どころは?
若草山焼きの見どころについてご紹介します。
まずは若草山焼きの動画がありますのでチェックしてみましょう。
赤々と燃える若草山
若草山焼きの、なんといっても見どころは「山焼き」です。
火は枯草に燃え移り、山を這い上がるようにして、音を立てて上へ上へと燃えていきます。
3つに連なった若草山に火は順番に燃え移り、全てに火が付いたとき、あたり一面火の海となります。
見ごろは点火後、約30分の間といわれています。そして1時間かけて炎は全山を覆い尽くしていきます。
ただし天気に左右されるため、いつも見事に焼けるとは限らず、雪で湿って燃え方に勢いがない年もあります。
しかし、行事の前に雨や雪が降らず、芝が適度に乾燥している場合、山麓一帯が真っ赤に燃え上がるという圧巻の光景を見ることができます。
闇の中に静と動を持ち合わせた美しい炎が輝き、火の粉が天高く夜空に舞い上がる光景は神秘的で、まさに春を呼ぶにふさわしい火の祭典です。
奈良の地元の人々は、1年に1度の山焼きの花火の音に促されるように寒中に立ち、遠望しながら、火が織りなす春のことぶれに心が満たされるのだといいます。
この若草山の山焼きの様子は、奈良市、大和市、天理市と非常に広範囲から見ることができるという、他に類をみない壮観な景色です。ぜひ一度は見てみたいですね。
【山焼き一斉点火】
|
冬の大花火
山焼きの直前の18:15頃から、「山焼きの合図」として、花火の打ち上げが始まります。
夏祭りに見られることが多い花火ですが、冬に見られるという珍しさからとても人気の若草山焼きの花火です。
また季節による珍しさだけでなく、若草山焼きの花火は、遠望している人々にも楽めるようにと、奈良県最大級の「尺玉」が打ち上げられることでも知られています。
わずか15分間に600発もの華麗な花火が惜しげもなく打ち上げられ、お祭りはいよいよクライマックスへと向かいます。
冬の澄んだ空気のなかで打ち上げられる、色鮮やかな花火。
この季節ならではの醍醐味をぜひお楽しみください。
【大花火打ち上げ】
|
イベント盛りだくさん!
若草山焼きは、山焼きや花火だけではありません。
当日は、若草山山麓をメイン会場として特設ステージが設けられ、奉納演奏や消防団出発式典、ステージ横では、鹿せんべい飛ばし大会が行われます。
また、「三社寺にゆかりのある温食」ブースでは、若草山焼きならではの温かい食べ物が堪能でき、寒い冬のお祭りのなかで「ほっ」と一息つく和やかな場となります。
ぜひこちらもあわせてお楽しみください。
【山麓イベント】
場所:若草山山麓
※当日天候により山焼きが順延された場合は、イベントは中止となります。 |
若草山焼きと花火の鑑賞ベストスポット
若草山は小高い山のため、広範囲にわたって鑑賞することができます。
近くで見るのも迫力がありますが、夜景のように遠くから眺めるのも趣があって美しいものです。
そこで若草山の山焼きと花火のおすすめ鑑賞スポットをご紹介します。
■若草山 山麓
山焼きや花火を見るのに良いスポットはいろいろありますが、やはり若草山の麓(メイン会場)で見ることが最もおすすめです。
ここでは、消防団が松明をかざして火をつける様子や、バチバチと大きな音を立てて帯状の炎が広がる様子、そして炎を間近に見ることができ、そのうえ奈良市の夜景も展望することができるという最高の場所です。
そして花火のドーン!という迫力のある音と地響きを全身で体感することができます。
特設ステージや屋台もありますのでお祭りの雰囲気を楽しむこともできます。
ただし15時過ぎから混み始め、17時頃には大変な混雑となりますので、余裕を持って早めに訪れておくことをおすすめします。
【奈良県奈良市雑司町(野上神社の北側)】
■奈良公園(新公会堂前・春日野園地・浮雲園地・飛火野)
広大な敷地の奈良公園のなかでも「新公会堂前、春日野園地、浮雲園地、飛火野」は特に人気のエリアです。
なかでも「新公会堂前」は若草山山麓から最も近く、人手が多いわりに敷地が広いため、見学しやすいおすすめスポットです。トイレもあるので安心です。
そのほか同じ公園内にある「春日野園地」「浮雲園地」も若草山山麓からもほど近く、美しい景観の中で花火と山焼きを見ることができます。
また「飛火野」は、山焼きの前に「春日大社の大とんど」や聖火行列の出発を見ることもできます。遠景になるため山焼きの迫力は欠けますが、花火はしっかり見ることができます。
名称(奈良公園内) | 住所 |
奈良春日野国際フォーラム、甍~I・RA・KA~(旧奈良県新公会堂) | 奈良県奈良市春日野町101 |
春日野園地 | 奈良県奈良市雑司町(浮雲園地の北側) |
浮雲園地 | 奈良県奈良市春日野町23-2 |
飛火野 | 奈良県奈良市春日野町(春日大社の西側) |
■平城京跡
若草山から5kmほど離れた場所にあります。距離はありますが、カメラアングルが非常に良いことで知られる有名な鑑賞スポットです。
奈良を代表する建築物と山焼きを同時に撮影できることから、全国から訪れたカメラ愛好家やテレビカメラマンが集まる熱いスポットです。
広大な敷地の中でも最も人気の撮影スポットは、「第一次大極殿」と「朱雀門」です。
上の写真の「第一次大極殿」の撮影場所は、平城宮跡の北方に位置する第一次大極殿から、道を隔てた西側の池(佐紀池)にあります。
池を手前にカメラを配置すると、湖面に反射する第一次大極殿、そして背後に燃える若草山の様子が収められます。
また「朱雀門」の西側エリアでは、復元された朱雀門と山焼きのコラボレーションを撮影できるのでこちらも人気です。
平城宮跡は敷地が広大なため夕方に訪れても入ることができます。しかし良い場所を撮影するために早朝から来ている方々もおり、撮影メインで訪れる方は早めのアクションが必要です。
当日は11時から平城宮跡で「大立山まつり」というお祭りが開催されますので、早く来ても屋台巡りしながら温まることができますね。
【奈良県奈良市二条大路南3-5-1】
■西ノ京の大池(勝間田池)
こちらも地元の方や、カメラ愛好家から支持を得ている絶好の撮影スポットです。
薬師寺の両塔越しに若草山が眺望できる場所として知られており、普段から多くの写真愛好家や観光客が訪れる場所です。
奈良県の観光促進のパンフレットでお馴染みなのは、この大池湖畔から撮られたものが多いですね。
距離は若草山から7kmほど離れています。奈良県景観資産ともなっているこの美しい景色の中で、山焼きを夜景のように眺められる、ほど良い距離感といえます。
こちらも当日は朝早くからカメラマンが訪れていますので、撮影メインの方はお早めの場所取りが必要です。
【奈良県奈良市七条2(国立病院機構 奈良医療センター前)】
■高円山(たかまどやま)の大文字火床
若草山の南側にある高円山は、奈良県の8月の伝統行事「大文字の送り火」が灯される山です。
若草山より少し高いので、遠景で見下ろす形で若草山の山焼きを鑑賞することができます。
さらに奈良市街の夜景、その奥には京都盆地が広がり、写真撮影のスポットとしてもおすすめです。
高円山登山口から30分ほど登るため少し頑張らないといけませんが、その甲斐がある眺めを堪能できるでしょう。
道は整備されていて見晴らしもいいのが魅力ですが、山焼きが終わった後は、真っ暗な山道を歩いて下山することになりますので、懐中電灯を持参していきましょう。
【奈良県奈良市白毫寺町984】
若草山を焼く理由
現在において、若草山を焼く理由はたくさんあります。
- 観光行事による地域活性化のため
- 土壌改善のため
- 草原の景観維持のため
- 害虫駆除のため
- 林野火災の防止のため
- 生態系の保護のため
草原が森林へと植物遷移していかないよう、つまり野山を草地として継続的に利用するために野焼きを行っています。
また環境保全だけではなく、鑑賞の対象として夜に実施されています。
野生動物はどうなるの?
若草山内には鹿などの野生生物が多くいます。
ですので、若草山焼きが行われると「鹿はどうなるの?」という疑問を持つ方が多いですね。
”神様の使い”とも言われ、奈良の天然記念物として大切にされている鹿は、山焼きの前に柵を設けて安全に隔離されるそうです。
そうでなくても野生の生き物は、人が追い払う前に火や人を恐れて自分の方から逃げるので、心配は無いそうです。
花火と山焼きは同時ではない
若草山焼きの公式PR写真や、たくさんの方々がブログであげている写真の数々は、花火と山焼きが同時に写っています。
とても華やかで綺麗な写真ですので、こんな光景が見たい!とお思いの方も多いと思います。
しかし実際は、花火と山焼きが同時に見られるわけではなく、花火の打ち上げ終了後に山焼きが始まります。
花火と山が炎に包まれた写真は、全プロセスの記録であり、多重露出や合成等のテクニックを使って完成されたものです。
また実際に見る山焼きは、点か線状に燃え移る炎ですので、写真のようなスペクタルを期待すると少し違いますが、山をじわじわとうごめく炎に臨場感があり、とても神秘な光景です。
花火と山焼きはそれぞれに見ごたえのあるものですので、ぜひ1度生で見てみることをおすすめします。
アクセス・駐車場について
若草山焼きのメイン会場「若草山山麓」へのアクセス方法をご紹介します。
電車の場合
電車の場合、近鉄奈良駅、またはJR奈良駅で下車しましょう。
各駅からは徒歩で行くこともできますが、路線バスで行く方法もあります。
そのルートは以下の通りです。
- 近鉄「奈良駅」下車→奈良交通バス・市内循環(外回り)「東大寺大仏殿・春日大社前」下車→徒歩約15分。
- 近鉄「奈良駅」下車→ 奈良交通バス・春日大社本殿ゆき終点下車→徒歩約5分。
- 近鉄「奈良駅」下車→ぐるっとバス(土日祝のみ運行)奈良公園ルートで「春日大社」下車→徒歩約5分。
- 近鉄「奈良駅」下車→東へ徒歩30分。
- JR「奈良駅」下車→奈良交通バス・市内循環(外回り)「東大寺大仏殿・春日大社前」下車、徒歩約15分。
- JR「奈良駅」下車→奈良交通バス・春日大社本殿ゆきで終点下車→徒歩約5分。
- JR「奈良駅」下車→ぐるっとバス(土日祝のみ運行)奈良公園ルートで「春日大社」下車→徒歩約5分。
- JR「奈良駅」下車→東へ徒歩38分。
車の場合
|
当日は若草山周辺で交通規制が行われるため混雑が予想されますので、できる限り公共交通機関の利用をおすすめします。
若草山山麓には専用の駐車場や臨時駐車場がないため、近隣の有料駐車場を利用することになります。
奈良公園付近には、以下のような大型駐車場があります。
- 登大路駐車場
- 大仏前観光駐車場
- 高畑観光駐車場
- 春日大社駐車場 などです。
しかし、当日は交通規制で通行止めとなるため、これらの駐車場は15:00~20:00の間は入出庫できなくなり、規制が解除されても渋滞が伴って出られない可能性がありますので、あまりおすすめできません。
ですので、交通規制区外にある駅周辺に駐車して、路線バスに乗り換えて行く、または徒歩で行く方法をおすすめします。
有料駐車場について
以下に、交通規制区外にある収容台数の多い有料駐車場を5つ、近い順から解説します。
金子モータープール | |
会場まで | 徒歩 約25分(約1.9km) 最寄り駅は近鉄奈良駅(駅からバスで行く方法は上記) |
営業時間 | 7:00~23:00 |
住所 | 奈良県奈良市西御門町12 |
マップ | |
収容台数 | 74台 |
料金 | 最初の1時間450円、以降200円/30分 【最大料金】2,800円 |
水谷パーキング | |
会場まで | 徒歩 約27分(約2.1km) 最寄り駅は近鉄奈良駅(駅からバスで行く方法は上記) |
営業時間 | 7:30~21:00(日祝は8:00~21:00) |
住所 | 奈良県奈良市高天町16 |
マップ | |
収容台数 | 95台 |
料金 | 軽・普通車:150円/30分 3ナンバー車など大型車種:200円/30分 【最大料金】1,500円 |
タイムズ奈良中央 | |
会場まで | 徒歩 約28分(約2.3km) 最寄り駅は近鉄奈良駅(駅からバスで行く方法は上記) |
営業時間 | 24時間 |
住所 | 奈良県奈良市小西町27 |
マップ | |
収容台数 | 97台 |
料金 | 330円/60分 【最大料金】1,100円 |
タイムズビエラ奈良 | |
会場まで | 徒歩 約38分(約3.1km) 最寄り駅はJR奈良駅(駅からバスで行く方法は上記) |
営業時間 | 24時間 |
住所 | 奈良県奈良市三条本町1-1 |
マップ | |
収容台数 | 69台 |
料金 | 7:00~20:00 100円/30分 20:00~7:00 100円/60分 【最大料金】700円 |
奈良市営JR奈良駅駐車場 | |
会場まで | 徒歩 約38分(約3.1km) 最寄り駅はJR奈良駅(駅からバスで行く方法は上記) |
営業時間 | 6:00~翌0:30 |
住所 | 奈良県奈良市三条本町8-1 |
マップ | |
収容台数 | 238台 |
料金 | 100円/20分【最大料金1,200円】 |
その他有料駐車場
この他にも、JR奈良駅や近鉄奈良駅の周辺には有料駐車場が複数あります。 会場周辺は交通規制もかかり大変混雑しますので、早めの現地入りを目指すことをおすすめします。
交通規制について
若草山焼き当日は、会場周辺の広い範囲に交通規制がかかります。
2020年の交通規制図はこちらです。
出典;http://nara-park.com
画像クリックで拡大します
規制範囲は、「県庁東交差点~大仏前交差点」「大仏前交差点~若草山」となっており、規制時間は15:00~20:00です。
交通状況によって制限時間が異なる場合がありますので、現地の警察官や係員の指示に従うようにして下さい。
まとめ
白頭巾の黒染めの衣を着た僧侶たちが松明をかざして山麓に繰り出し、大かがり火に点火。
そして消防団員によって、人々の期待が込められた聖なるシンボルが草地に放たれる瞬間は感動的です。
とても寒い季節ですので、当日は防寒対策を万全にしておでかけくださいね。