シルバーウィークとは?2022年は何連休?次回はいつなのかも解説!

大型連休といえば「ゴールデンウィーク」ですが、9月には「シルバーウィーク」もあります。

ただしシルバーウィークは、毎年連休の長さが違うので、お出かけの予定を立てるなら、事前に確認しておかなくてはなりませんね!

そこで今回は、シルバーウィークの意味や由来、今年はシルバーウィークがあるのかも解説いたします。

スポンサーリンク

シルバーウィークとは?

秋のカメラ

大型連休と言えば、4月末から5月初めにかけての『ゴールデンウィーク』を思い浮かべますよね。

『シルバーウィーク』は、9月にある大型連休を指します。

ただゴールデンウィークと違うのは、その年によって連休の長さが違うため、「大型連休」にはならないこともあるのです。

大型連休とは、最大5日以上の連休となった場合をいいます。

つまり、9月の連休が5日以上になった場合のみ『シルバーウィーク』と称されるのです

スポンサーリンク

シルバーウィークの日程はどのように決められるの?

彼岸花

シルバーウィークは、9月第3月曜日の祝日「敬老の日」前後に発生します。

この時点で土日月で3連休ですが、さらにそのあと、祝日「秋分の日」がやってきます。

月曜日の「敬老の日」と「秋分の日」の間が、1日あいた場合は、そこは祝日法によって「国民の休日」になります。

すると5連休(大型連休)になり、シルバーウィークが発生するというわけです。

実はこの5連休というのは、毎年くるのものではないため、その希少性から「プラチナウィーク」なんて呼ばれることもあります。

「敬老の日」と「秋分の日」の間が1日あかなかった年は、ただの4連休にしかならず、シルバーウィークとはいいません。

シルバーウィークはあくまでも、5連休以上で称されます。

スポンサーリンク

シルバーウィークの由来は?

映画のイラスト

シルバ―ウィークはどのように生まれ、今のように広く認知されるようになったのでしょうか?

シルバーウィークの面白い成り立ちをご紹介します。

映画会社発祥の宣伝用語だった

意外なのですが、「ゴールデンウィーク」も「シルバーウィーク」も、1950年代前半に映画会社「大映」が作った、宣伝用語です。

つまり、連休に映画を見よう!という、映画業界の活性化が目的でした。

ゴールデンウィークは大型連休の代名詞になりましたが、シルバーウィークという言葉はあまり定着しませんでした。

なぜなら、やはり大型連休になりにくい欠点があったからです。

ハッピーマンデー制度導入で急展開

しかし2000年からハッピーマンデー制度が始まったことで、状況は大きく変わりました。

これまで敬老の日は9月15日の固定日だったのが、第3月曜日に変更されました。

すると秋分の日との関係で、最大5連休が発生するようになったのです。

ハッピーマンデー制度とは?

簡単にいうと、「従来の祝日を月曜日に移動させて、3連休にしちゃおう」という制度です。

連休の日数を増やして、観光業や運輸業を活性化させる狙いです。

敬老の日は、9月15日じゃなければいけない特別な理由がないとして、ハッピーマンデー制度適用の対象となりました。

とはいえ一方で、ハッピーマンデー制度は「祝日の本来の意味を失わせる」として、制度廃止を訴える動きも根強く存在しています。

関連記事 敬老の日はいつ?由来は?何歳からお祝いするのか解説!

アンケートで名称が復活

さて、9月の大型連休をどういった名前にしようかな?

そこで2009年、三菱ビルテクノサービスがアンケートを実施したところ、1位に『シルバーウィーク』が選ばれました。

すると、国内外ツアーを企画する旅行代理店などが使い始めたことで、少しづつ名前は定着していき、世間一般にも浸透していきました。

50年以上もたって別口のアンケートで名称が復活しちゃうなんて偶然だね!

アンケートでシルバーウィークという回答が多かった理由は、やはりゴールデンウィークと対なる言葉だから、といった意見が多かったようです。

また敬老の日を含む連休なので、高齢者の「シルバー」の意味合いも、名前の由来の1つとなりました。

スポンサーリンク

2022年 シルバーウィークは何連休?

2022年のシルバーウィークですが、残念ながら大型連休ではありません。

最大で2022年9月17日(土)~9月20日(月)までの3連休と、

9月23日(金)~9月25日(日)までの3連休です。

silverweek2022
2022年 秋の連休
  • 9月17日(土)
  • 9月18日(日)
  • 9月19日(月)敬老の日
  • 9月23日(金)秋分の日
  • 9月24日(土)
  • 9月25日(日)

つまり、大型連休(5連休以上)ではないため、2022年のシルバーウィークは「ない」ということになります。

ただ3連休は確保できますので、20〜22日に有休を取得できれば、9連休が可能ですね。

ちなみに、来年2023年も3連休です。

来年の2023年 秋の連休
  • 9月16日(土)
  • 9月17日(日)
  • 9月18日(月)敬老の日

秋分の日は23日(土)のため、19~22日に休みを取れば、9連休も可能ですね。

スポンサーリンク

過去に大型連休になったシルバーウィークを紹介!

秋の紅葉と電車

シルバーウィークが最初に訪れたのは、2009年。次は2015年でした。

2009年・2015年のシルバーウィーク
  • 9月19日(土)
  • 9月20日(日)
  • 9月21日(月)敬老の日
  • 9月22日(火)国民の祝日
  • 9月23日(水)秋分の日

どちらの年も、敬老の日が9月21日(月)、秋分の日が9月23日(水)でした。

その間の日の9月22日(火)は、祝日法によって「国民の休日」となります。

これによって、9月19日(土)~9月23日(水)までの、5連休が誕生。

シルバーウィークが発生したのでした。

スポンサーリンク

次回のシルバーウィークはいつ?

コスモス

次のシルバーウィークが訪れるのは、2026年です。

しばらく先になりますね。なんて希少なんでしょう・・。

2026年のシルバーウィーク
  • 9月19日(土)
  • 9月20日(日)
  • 9月21日(月)敬老の日
  • 9月22日(火)国民の祝日
  • 9月23日(水)秋分の日

ゴールデンウィークと並び、年に2回も大型連休があるなんて嬉しいですよね。

この年は旅行・観光・飲食業界も大盛り上がり、日本の景気が上がるなんてこともあるかもしれませんね!

気候や天気は?

9月のこの頃の気温は、東京で23℃前後で、年間を通して最も過ごしやすい時期です。

ただし天気はあまり良くないのが特徴です。

ですがまずは早めに計画を考えておき、またとない機会の9月大型連休を楽しみに待ちたいですね。

スポンサーリンク

おわりに

シルバーウィークは5連休からをいいますが、最低でも3連休にはなります。

過去には5連休にもなりましたが、実はとても珍しい出来事だったようです。

次に訪れる2026年という事実を噛みしめながら、5連休の計画を立ててみるのも楽しいかもしれませんね。

秋は食べ物がおいしい季節ですので、今年の連休も有意義に楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

タイトルとURLをコピーしました